「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞した玄侑宗久さん。作家であり、なおかつ、福島県にある臨済宗妙心寺派の禅寺の副住職でもある。こちらが本職か‥。芥川賞受賞後の活躍は目覚しいものがあり、特に、人間の脳と禅との関わりに関連する対談集などは興味深い。養老孟司さんとの「脳と魂」という対談集も圧巻。科学的考察の後に、確かに存在する「魂」についての議論の章は、うむむむっと引き込まれる。
仏教が俄かにブームなのだそうだ。私も、その波に乗っかって禅などを始めている。玄侑さんが言うユングの「共時性」の一つなのかもしれない。確かに、常に一生懸命考えていなければならないという強迫観念のようなものに追いまくられている現在「思考停止」を強要してくる坐禅をするひと時は、身体に未体験の感覚が流れるのを感じる‥。
玄侑さんのサイトは以下のとおり。
http://www.genyu-sokyu.com/