心理学を学んでいると不思議と3という数字が重要な数字であることが多い。

例をあげるなら

三つ子の魂、百まで

自我はスーパーエゴ・エゴ・エスの3つに分別でき

TAでは心を親の心P、大人の心A、子供の心Cの3つの自我状態に

私達はこの世に産まれて3つの尊い喜びを経験しながら生きる。

等、思いつくだけでいくらでも出てきそうですが、今日の話題は最後にあげた例である3つの尊い喜びについてにします。

私達は親を通じてこの世に生を受けます。
産まれてはじめて、不安や苦しみ等の不快を体験します。
この不快の体験により、何も不自由しない安全が分かるようになります。

この頃に自分と母親とは別の存在である事に薄々気づきます。

その頃の私達の喜びは“もらう喜び”といわれる、自分の存在を周りの人に大切にされていると実感できる喜びを得て、私達は育ちます。

この“もらう喜び”喜びの基本になります。

“もらう喜び”を毎日得ながら私達は毎日成長して大人と向かいます。

私達は“もらう喜び”を与えてくれる相手の満足そうな態度に憧れて、その様になりたいと毎日夢見ながら成長します。

そしてやがては自分で“できる喜び”を獲得します。
親達同様に行動したり考えたり、大人ぶったりしながら“できる喜び”の中で大人へ向かいます。

さぁ、私達は“もらう喜び”を与えてくれた親達への憧れがありますから、“もらう喜び”“できる喜び”と獲得した私達は“あげる喜び”に関心が向かいます。

弟や妹、下級生のお世話や、自分より劣る部分をもった人に対してお手伝いや世話をして“あげる喜び”を獲得していきます。

これら3つの喜びは“もらう喜び”“できる喜び”“あげる喜び”と身につけていきます。
勿論、生育歴の中で身に付かぬまま成長される方も沢山います。

そして3つの喜びにはどれが良いとか尊いとかはなく、それぞれが大切なものです。

あなたは3つの喜び、どれが得意ですか?
どれが苦手でしょうか?
喜びが当たり前になり、感謝を忘れていませんか?

もらう
できる
あげる

意識してますか?