ARA San Juan (S-42) :潜水艦捜索

 

行方不明になってからひと月半が経ち、捜索の規模が縮小される様です。

 

US Navy ends search for missing Argentine submarine ARA San Juan」(Evening Standard)

ARA San Juan: US Navy calls off search for missing Argentine submarine」(International Business Times)

 

ARA San Juan (S-42) :ドイツのNordseewerkeが建造したTR-1700型潜水艦で、

2017年11月15日に消息を絶ち、多くの国の協力を得て捜索が行われています。

(6月に撮影されたビデオからの画像)(CINARで放置中?のARA Santa Fe? (S-43)?)

(gacetamarinera.com.ar):こちらで逐一状況報告が出されています。(結構「まめ」です。)

 

はじめはこんなに多くの国の協力があったのですが、日を追うごとに参加国が減少、

当事国のアルゼンチン海軍のほか、探索範囲に近いフォークランド諸島の英国海軍、

今回規模縮小を表明したアメリカ海軍、それにロシア海軍が残っていました。

 

(上の赤丸の範囲でこれまでに捜索した状況を色分けして重ねたもの)

 

400個以上のディッピング・ソナーを投入、ROVや小型潜水艇までフル活用され、

「虱潰し」に近い捜索を行っているにもかかわらず、いまだに発見できていません。

 

アルゼンチン海軍:当事国な事もあって、何隻もの艦艇を投入しています。

ARA Islas Malvinas A-24 と ROV Panther Plus の組み合わせで、候補と

思われる地点を撮影していますが、いまのところすべて「はずれ」です。

 

 イギリス海軍HMS Protector A173に装備されたMultibeam Echo Sounder

(先日のHMAS AE1の発見に寄与していたのと同様の装置です。)で海底

地形の詳細なマッピング、および、対象候補の絞り込みを行っています。

海図でわかる通り、水深140mから1,400mまでの斜面を捜索しています。

 

アメリカ海軍RV Atlantis T-AGOR-25 と 最新の CURV-21 を投入しました。

 

・・・が、こちらも「はずれ」を引かされ続け、上の記事の通り、音を上げた様です。

 

ロシア海軍情報収集船Yantar と、6000mまで潜れる一人乗りKonsul を投入。

しかし、今までに拾い上げた候補は捜索し尽くしてしまい、捜索態勢や

捜索方法の見直しをしなければならない状況になっています。

 

(合同検討会の様子)左は海図に重ねた捜索結果の図、右は現状の捜索範囲図の様です。

(Pictures from gacetamarinera.com.ar Armada de la República Argentina official.)

 

100年前とは違い、捜索方法がだいぶ進歩していますし、早く見つかると良いですね。

 

今回のTR-1700型潜水艦に限らず、212A型潜水艦214型潜水艦でも、

予算削減による整備不足からなのか、トラブルが多発しています。

特に今回の事故の原因になったと考えられる電池関係は、要注意です。

 

(以上)

 

 

(test) Bronx 101YO BLDG (FDNY) (test) Shibuya center street (Jiji)

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