XPRIZE 海底探査:もうひとつの(日本)チーム


JS ASR-404 ちよだ (潜水艦救難艦)就役」の下のほうで書いたXPRIZE(海底探査)

Shell Ocean Discovery XPRIZE(Wikipedia)、面白そうなのでちょっと調べてみました。

 

深海底探査 日本からコンテスト出場「優勝目指す」」(毎日新聞)

日本の海底探査チーム「Team KUROSHIO」、無人ロボット海底探査競技「Shell Ocean Discovery XPRISE」決勝進出決定」(ロボスタ)

NINE TEAMS ADVANCE TO FINAL ROUND OF THE $7M SHELL OCEAN DISCOVERY XPRIZE」(XPRIZE)

イメージ図(XPRIZE)スポンサーは Royal Dutch Shell と NOAA logo (Wikimedia Commons)

 

いろいろな記事を読むと、各参加チームの情報があまりにも乏しいです。

公式サイトにあるチーム紹介ページでは、少しだけしか書かれていません。

 

持ち込める機材は「40フィート国際海上コンテナ」1個分、重量で言うと大体

30t以内、と限られている中で、どれだけの数の機材をどう組み合わせるか、

というのも、興味深い点です。

 

 

ARGGONAUTS(ドイツ)

紹介ページでは12機のドローンを作成した、とありますが、公式サイトにある動画

(YouTube)をみると、Great Diverと呼ばれるAUVWater Striderと呼ばれるUSV

組み合わせて使用し、AUVを複数機(4-12機)用意することで、「数でカバー」しよう

という考え方の様です。

Great Diver AUV (ARGGONAUTS) Water Strider USV (ARGGONAUTS)

AUVは比較的小型ですが、膨張式の部分があるとは言え、USVが少々大きいので、

40フィート国際海上コンテナ」にどれだけの数のAUVとUSVを積み込めるのか、

気になるところです。

 

 

BLUE DEVIL OCEAN ENGINEERINGDuke大学

信頼性を上げるために3重の冗長性を持った18ローターのハイブリッドUAV

作っています。そこから小型のディッピングソナーに相当するものを複数投入し、

マルチビーム測深機の役割を果たさせようとしています。

Duke Universityの公式サイトの説明図

 

これは「ARA San Juan (S-42) :潜水艦捜索」の序盤に機材の大量投入で行われた

対潜哨戒」のやり方をノックダウンして応用した様なイメージになると思います。

 

 

CFIS(スイスのNPO) /*-  公式サイトへのアクセスが不能になっています。 -*/

ほとんど情報は得られていませんが、紹介文からはLIDARの応用と考えられます。

 

 

GEBCO-NF ALUMNI(米国・日本を含む12か国の多国籍チーム)

GEBCO海図作成の技術レベル向上を目指す国際研修プログラムで、「-NF」は

Nippon Foundation日本財団がメインスポンサーです。(USV中央部分にロゴあり)

また、チームメンバーの中には2名の日本人の名前が見えます。

SEA-KIT USV MaxlimerKongsberg) 水中にHugin AUVが見えます(Kongsberg

 

ひとりは「平成26年9月19日 久米島沖に国内最大のチムニー群を発見(PDF)」のときは

海上保安庁の海洋調査課にいた大陸棚調査官で、現在はJOGMECの所属の様です。

JCG HL02 拓洋 (Carpkazu/Wikimedia CommonsExplorer AUV (ISE)

 

もうひとりは技術報告「音響掃海機の発振出力調整によるマルチビーム測深機の干渉ノイズ軽減効果(PDF)」

のときには海洋調査課におり、現在は技術・国際課の所属に異動している、

海上保安庁の方の様です。

 

ということで、お二方とも、海上保安庁の「海洋権益保全のための海洋調査」の部門

(海洋情報部)で、測量船「拓洋」やISE製AUV「ごんどう」には馴染みがある様です。

 

Hugin AUVを搭載した状態(前方から・後方から)(Kongsberg

 

使用機材はKongsbergHugin AUVK-MATE 自律制御システム を搭載した

SEA-KIT USV Maxlimerをメインに、ほぼ実績ベースで揃えている様です。

 

(過去の記事だと「HMAS AE1 :103年前の潜水艦」や「MH370:捜索再開」など)

業界シェアや採用実績は多いものの、それなりにお金がかりそうです。そして、

40フィート国際海上コンテナ」にどの程度積み込めるかが、鍵になりそうです。

 

(続きます)

 

 

 

 

 

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(test)(news)(AFPBB)

Winter Cherry, shopping and entertainment complex, 

проспект Ленина, Kemerovo, Russia

 

 

 

 

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