去年の12月のことです。
10月が結婚記念日、11月が妻の誕生日、12月がクリスマスだったので、
その3つの意味を含めて妻に指輪をプレゼントすることにしました。
いろいろ見回って、Swarovskiの指輪にすることに決めました。
そして近くのモールにあるSwarovskiのお店に行ったのです。
MBAの授業で交渉力について習ったので、それを使って値下げ交渉をしてみました。
もちろん、ブランド品の直売店では値下げは受け付けないだろうとは思っていましたが。。。
すると、店員の態度はいかにもアメリカ風。
「buy or not」
と迫ってきました。
結局「商品」に興味があったので、(もちろん定価で)購入しました。
帰り際、同じモールにたまたまApple Storeを発見しました。
授業でAmazon Kindle Fireを扱ったこともあり、
Kindle Fireの購入を本気で考えていたので、
比較のためにiPadを見ることにしました。
すると、店員の態度が非常に丁寧。
決して購入を焦らせることは無く、競合のKindle Fireのことも含めて
非常に丁寧に説明をしてくれるのです。
結局「商品」に興味がなかったので、購入しませんでした。
この2つの事例、Swarovskiは時間をかけずに販売を上げた、
一方、Appleは時間をかけて販売を上げられなかった訳です。
しかし、タイム・マネジメント的な評価では、「Apple Storeの方が正しい」ということになります。
Swarovskiにあえてもう一度行きたいとは思いませんでしたが、
Apple Storeにはもう一度行きたいと私が思ったからです。
つまり、Swarovskiは顧客との信頼関係の構築に失敗した、
Appleは信頼関係構築に成功した、ということになります。
信頼関係
はタイム・マネジメントには非常に重要な要素です。
信頼関係があると、自然とお互いが会う機会が増えるので
機会を作ろうとする必要が無くなりますし、
お互いのことを信頼しているので、説明をする必要が減ります。
ビジネス的に言えば、顧客との信頼関係構築によって、マーケティング的要素、特にプロモーションにかける時間を減らすことができるのです。
「時間を創造する」タイム・マネジメントでは、これを
「影響力の利用」(その中でも、「人間関係に基づいた影響力の利用」)
と呼んでいます。
そして根底にあるのは常に他人中心に考えるということなのです。