先日の全社朝礼は、以前このブログでも触れた

古参のM女史が講話担当でした。

(過去ブログ「M女史の結婚パーティー」)


創業メンバーの1人とも言える彼女が
社内のスタッフ呼び方の変遷について語っていました。


10人・20人のレベルまでは
僕を含め皆「さん付け」でしたが、
階層ができ部門や役割が増えるに従い
「社長」「マネージャー」などの役職で呼び合うようになりました。
呼ぶ方も呼ばれる方も
プロの組織人としての役割を意識する目線のもとに。

その後最近は、部門間や上下の壁をなくすために
また「さん付け」で呼ぶことを推奨し始めてます。


しかしM女史曰く、それまで役職で呼んでいたものを
「さん付け」にしようとすると
相手と同じ目線、同じ土俵に立つような感覚に陥るため
切り替えるにはそれなりにハードルがあることもあるらしい。


役職で上司を呼ぶことで

「指示をする方とされる方」「責任を取る人とそれに従う人」

という関係性が

無言の中でできあがる。


それに慣れている人がそれを変えようとするのは
結構難しいのかも知れませんね。

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僕個人も昔から「僕」は「僕」な訳で
「社長」と呼ばれることが非常に苦手であります。

ただそれは、M女史の切り口のそれではなく
肩書で呼ばれると
自分の個性が画一的に、ステレオタイプにとらえられる感じが
嫌だから。

「社長」よりも「吉竹」。


僕は、かなり個を意識しています。

歌舞伎町を歩けば皆「社長」だし・・・・(-з-)


「社長」と呼ばれるより
名前で呼ばれた方が僕はシャンとする。


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この件で思い出しましたが、
僕がたまに居酒屋でやることがあります。

それは、注文を取りに来るお兄さんやお姉さんに
お店のお勧めを聞く時
胸のネームプレートを見て
「田中さんは何がお勧めですか?」などと
その人の名前を敢えて加えて尋ねること。


すると、それを聞いた相手の表情が
途端に変わる。明るくなる。

その上で、売りたいものを紹介するのではなく

喜んでもらいたいものを勧めてくれてる気がします。

結構“当たり”にめぐり合えたりする気がします。


自分の名前が呼ばれたことで
嬉しいのはもちろんのこと、
急にこの空間に対して
責任感のようなものを感じるのかも知れませんね。


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「相手の名前を呼ぶ」というこのやり方

居酒屋以外でも効果がありそうです。

但し、オヤジがお姉さんに

それをしつこくやってしまうと
浮いちゃうケースもあるから
場と相手に合わせてほどほどにどうぞ^^

先日浅草に行ってきました。
$~ いちがやベンチャー日記 ~-雷門

$~ いちがやベンチャー日記 ~-浅草寺

その時、建設中の新東京タワー(東京スカイツリー)が見えました。
$~ いちがやベンチャー日記 ~-新東京タワー

日増しに高さが更新されており
様々なところからの目撃情報も増えていますね。


「建設中のタワー」と聞いて思い出すのは、
数年前にヒットした映画「三丁目の夕日」です。

昭和30年代の高度経済成長時代の日本を
切り取ったようなあの映画の中で、
東京タワーの高さが高くなっていく様子に
物語の中での時間が
うまく重ね合わされていました。

僕自身はこの時代とは多少かぶった程度ですが
あの映画には
タイムスリップしたような懐かしさを感じました。

あの時代は、とにかく物質的な豊かさを求めて
日本全体が熱気を帯びていたようですね。

今「豊かさ」というと
「ゆとり」とか「癒し」のような
精神的な面の充実感へ
変わってきたように思います。


ベンチャーも、最初の急成長時代には
売上や利益が重要視されがちです。
一緒に働いている仲間も
それらの勢いに魅力を感じるところが多いですし。

その後、混沌の時代を乗り越えて
次のステージを目指すタイミングになると
ESやCSの向上が大切になってきます。

決してチャレンジをしなくなったり
安定志向に陥る訳ではないのですが、
より高いレベルを目指すが故に
それぞれの物差しが増え、
そしてその合格ラインが上がっている感覚に陥ることがある
今日この頃です(;^_^A
今週も、先週に引き続き
ドラッカーの「マネジメント」について。

その中に出てくる
「真摯さ」。

この「真摯さ」という言葉がとても気になり
色々と調べてみたら、
やはり皆気になっているみたいで
色んな人が色んな解釈をしていました。

その中で、「真摯さ」のくだりの原文を見つけました。

The proof of the sincerity and seriousness of a management is uncompromising emphasis on integrity of character. (中略) 
They may forgive a person for a great deal: incompetence, ignorance, insecurity, or bad manners. But they will not forgive a lack of integrity in that person.
真摯さを絶対視して、はじめてマネジメントの真剣さが示される。(中略)
部下は無能、無知、頼りなさ、態度の悪さには寛大かもしれない。
だが、真摯さの欠如は許さない。


「真摯さ」、原文では「Integrity」。

そう、僕達テレコムスクエアの行動指針「V・I・P」のI、
「Integrity(インテグリティー)」だったのです!

この「V・I・P」を含むテレコムスクエアの経営理念「TSWay」は
2年前にスタッフが中心となって
みんなで作ったもの。
ちょうどクレドが流行っていた頃、
僕達にも共通言語が必要だというので
何回も議論を重ねた上で取りまとめた経緯があります。

今回のドラッカーブームの前に
既にテレコムスクエアの価値観の中に
Integrityが内包されていたこと。

そのことに今回気付き、
新鮮に感じたし
ちょっと嬉しくもありました。


Integrityという
日本ではまだそこまで一般的ではない単語。
この言葉に僕達が行き着いたのは
きっと偶然ではなかったのでしょう。


ドラッカーは、この「integrity/真摯さ」以外にも
様々な響く言葉を発しているので
読み込めば読み込むほどおもしろいですよ。

経営や野球部のマネジメントにとどまらず
普段の私生活においても参考になる内容の多い、
読者に色々な問いかけをしてくれる良書だと思います。

まずは「もしドラ」を読んでみて、
興味が高まれば上下巻を一冊にまとめた
「マネジメント」の「エッセンシャル版」をお勧めします。

読んだ方、感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。


ちなみに今、僕は社内で
期間限定の私塾を開いているのですが
そこでの教材に「もしドラ」を使いました。

先に読んでおくよう言っておいたのですが
「一気に読んだ」「泣いた」というメンバーが多かったですよ。
今さらの感もありますが、
ドラッカーが流行ってますね。

知らない方のために簡単に説明すると、
ドラッカーとは「知の巨人」とも言われる
『マネジメント』を発明した20世紀を代表する経営学者。

大ブームのきっかけは、
ドラッカーの著書を元に
野球部の女子マネージャーが甲子園を目指すというストーリーの
『もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
(通称『もしドラ』)
という本。

その本の根底に流れる
「マネジメントする人間が絶対外してはならない資質」
についてのくだり。

ドラッカーは、それを
才能や能力ではなく「真摯さ」だと説いています。

「真摯さ」・・・・。

僕も全くその通りだと思うのですが、もしかしたらそう思うのは
僕がこれまで数度にわたり
ドラッカーを読みこんだからなのかも知れません。

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最初は20年くらい前。
かなりはまって5~6冊一気に読んだものです。

次は、10年前。
今も愛読しているメルマガ「ビジネス知識源」主催の勉強会に
参加した時。

この勉強会は
「アメリカラスベガスのホテルに現地集合・現地解散」
で行われたもので、
当時まだうちの会社は4~50名規模でしたが
更なるステップアップのヒントをもらおうと僕も参加したもの。

講師の先生のいくつかの論説の中に
ドラッカーがちりばめられているのに気付いて
読み返したものです。
(実はこのことをすっかり忘れていましたが、
昨日ちょうど、このメルマガ主催の忘年会に行き
思い出しました)

その後は、今から2~3年前。
その時は、以前に読んだ時には感じなかった気付きがあったり
以前とは違う受け取り方を自分がしているのに気付き
とてもワクワクしたのを覚えています。

計3回、これまでに読んでいることになりますね。
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今回『もしドラ』を読み、再度ドラッカーに触れたことで
「我が社の経営思想の根底の色んなところに
ドラッカーの思想が流れている」
ということに気付きました。


「我々の顧客とは誰か」。


「我々の事業とは何か」。


「何によって人に覚えられたいか」。



などなど、
ドラッカーに突きつけられた根源的な命題を
これまで繰り返し繰り返し考えてきて。

その中で醸成され、結果出てきたのが「TSWay」なのか。

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なお、「もしドラ」は小説仕立てで
とても読みやすくなっているので、
まだ読んでいないという方には
マネジメントの入門書として一読をお勧めします。

(来週に続く)
今は、空前の就職氷河期だと言われていますね。
TVや新聞でそのニュースを見ない日はないくらい、
世間の大きな関心事の1つとなっています。

なかなか内定が取れない
学生さんの様子が伝えられる一方、
雇用のミスマッチも伝えられています。

企業の有効求人倍率、
大企業の平均は1倍を切っている一方
中小企業の平均は2倍以上あるという報道も。


こういう時代なので
学生さん達が
「安定した大きな会社へ」と思う気持ちも
わからないでもないけど、
僕は
「どこで働くか」より
「どう働くか」の方が重要だと思っています。

「働くことは生きること」
とある人が言っていました。
「どこで生きるか」より「どう生きるか」の方が
はるかに大切なのです。


「どこで働くか」は
まず働く場所・会社がポイントとなるけど、
「どう働くか」は
働く場所・会社は関係ない。
「自分がどう働くか」であり
出発点が自分になる。

すると、上司のせいやら会社のせいやらに
しなくてすむようになり、
結果豊かな仕事感が生まれると思うのであります('-^*)/

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「新卒でちゃんとした会社に入らないと」といった
新卒至上主義が世の中にあるようですが、
僕はこれについても素朴に
「本当にそうなのかなー」と思います。

少なくとも、うちの会社の場合
コアメンバーの多くが中途入社だし
入社後の処遇において
新卒と中途、何の有利不利もないです。

世の中の「新卒至上主義」も
この先10年待たずして
崩れていくのでは・・・?


とりあえずどこか会社に入る。
そこで自律的にキャリアを積む。
その後、必要なら転職をすればよいのでは?!