最近自分でビジネスを始めた知人が、
初受注を獲得してとても喜んでいました。
その様子を見ていて、僕も
起業当時のオーダーを思い出しました。

それは、まだ携帯電話が高額で
世の中に普及していなかった
20年前。

携帯電話を一時的に使いたいというニーズに合わせた
ドコモやIDO(今のau)の携帯のレンタルを始めたばかりで、
僕も営業やお客様対応を行っていた当時のお客様のこと。


サービスをスタートして
1週間くらい経った頃に、
突然初老の男性が
「携帯電話をレンタルしたい」と来社されました。

「返却日はまだわからないが、とりあえず1ヶ月くらい借りたい」
との申し出に、最初は警戒。

がよくよく話を聞いてみると
「病に伏せっている妻に何かあった時に
確実に連絡を受けられるために」
とのこと。
すぐに携帯をお貸ししました。

その後、その方は
2週間もしないうちに携帯を返却しに来ました。

僕がぎこちなく
「奥様はお元気になられましたか?」と尋ねると
その方は、とても穏やかな表情で
「いえ、実は無事看取ることができまして・・・。」
おかげ様で大変助かりました。」
とお礼を言われたのです。


「ご愁傷様です」との言葉をスムーズに言えないままに
その方に応対した、
当時30歳位の僕。

・・・・その時の一連のシーンは、
いまでもまざまざと思い出されます。

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僕達の提供しているサービスは
単なる「通信機器のレンタル」と言ってしまえばそれまで。

でも実際は、この男性のように
様々な日常のシーンにおいて
お一人お一人の「安心」と「便利」のために
ご利用いただいてきた。

その積み重ねの中で
僕達は鍛えられて
今に至っているのだと思います。

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20年もやっていると
これまで本当に様々なお客様がいらっしゃいました。

でも、起業当時のお客様も、今のお客様も
「安心と便利」を求めていることに変わりはない。

この軸はぶらすことなく
今後もサービスを提供していきたいと考えています。
「タイミング」は、ビジネスにおいて
とても大切。

これまでの携帯レンタル事業においてもそう。

世の中の新しい技術やその時々のトレンド、
新しいライフスタイルなどを見定めた上で
新商品や新サービスを生み出してきたつもりです。

商品・サービスそれ自体がいかに優れたものでも
タイミングが合わなければ
世の中に受け入れられないことが多いのです。

遅すぎたらもちろんダメだけど、
早すぎてもNG。

また、もしうまく世の中に受け入れられたとしても
その状態が永久に続く訳ではない。
いつ見限るべきか、
常に状態を客観的に見ておく必要があります。

今実際に、スマートフォンやデータ通信市場が
急激に拡大してきていますが、
むしろ冷静に
状況とタイミングを見定めていかねばならないと思っています。

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多くの会社や学校で新年度となる
4月。

春の訪れと共に、街ゆく人の雰囲気も
軽やかなものになっています。

先日、娘が
新学期を迎えるのにあたり
バッサリと髪を切ったのに合わせ、
妻もかなり短くしていました。

さすがの僕も気付くほどの変化だったので
「髪を切ったんだ」
と声をかけると、
「春だからねー」という
ちょっと嬉しそうな返事が返ってきました(^O^)

会社でも
スタッフの雰囲気が変わったと感じることがありますが、
そんな時僕はいつもちょっと困ります。
「声をかけるタイミング」に迷うのです。

以前、「髪切った?」と声をかけたら
「ええ・・1ヶ月前に・・・」という答えが。。。(>_<)

コミュニケーションは重要だけど
ただ「言えばいい」というものじゃないなあ、
とも思ったりして。

・・・あまのじゃくな僕はいつも
「空気を「読めない」のではなく「読まないんだ」と
言い放ってますが、
「タイミングがわからない」というのは
結構残念な感じですよね^^;
前回も触れた通り
我が社では、この4/1に新入社員を11人迎え
新人研修の真っ最中。

僕も
企業理念について30分ほど話したのですが、
それを聞いた研修参加者のレポートが手元に届きました。

その中で目に止まったのは、
僕の話のうち
「今のうちから、この会社を去る時のことを考えて仕事をするように」
と話した部分を取り上げた人が
数人いたこと。
それなりに皆の印象に残ったようですね。

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このくだり、
実は数日前の妻とのやり取りからインスピレーションを受けた
「毎日を悔いのないように生きてほしい」
とのメッセージ。


ある日、妻がラジオを聴いていたら
とてもいい言葉が流れてきたので
とっさに手帳に書きとめた、という話。

「明日死ぬと思って、今日を生きなさい。
一生生きると思って、今日学び続けなさい。」
・・・ガンジーの言葉だそうです。


しかもそれが、あの大震災の前日。


そんなタイミングでこの言葉を聞いたというめぐり合わせに、
妻はえもいわれぬ思いを抱いたとのこと。

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ということで、最近の僕は
いつ最後の日を迎えることとなってもいいように、と
毎日花見をしています。

今朝も一駅前で降りて
お堀沿いの道を歩きながら
花見を楽しんできたし、
休みの日も
国立・新宿御苑と花見三昧です。

これが国立。
$~ いちがやベンチャー日記 ~-国立の桜

そして、新宿御苑。
$~ いちがやベンチャー日記 ~-新宿御苑
新宿御苑では、今年からアルコールの持込を
厳しくチェックするようになっていて
しょんぼりする人多数、でした。。

・・・それにしても、我ながら
どんだけ花見好きだって話ですねf^_^;
4月。

街には新入社員が溢れかえっていますね。

我がテレコムスクエアでも
晴れて11名の新入社員を迎え入れることになり、
先日入社式が行われました。


今回の2012年新卒組で特徴的だったのは、
内定辞退者が1人もいなかったこと。

内定決定から入社に至るまでの
人事のフォローによるところが大きかったように思います。


一方、僕としてはかなりのプレッシャーも感じていました。

内定者からは
我が社よりはるかに企業規模が大きい会社からも
内定をもらっていた、とか
公務員試験にも合格していた、
などの話を聞いていて。

その選択肢の中から我が社を選ぶことに
ご両親やご家族に反対されることはなかったかな、と。

改めて、11人の人生をお預かりする責任に
身が引き締まる思いです。

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入社式では「先輩社員からの祝辞」がありました。

今回担当したのは、入社4年目のO社員。
彼の話で印象深かったのが
「家に帰ったら、ぜひご両親に今日1日の報告をしてあげてください」
とのくだり。

彼自身の、ご両親に対する深い思いも
重ね合わせてのメッセージ。

当たり前といえば当たり前のこと、
でもそんな当たり前のことを
きちんとしようとするスタンスに
“TSWay”に通じるものを感じました。

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まだちょっと先になるけど
「初任給でご両親へプレゼント」、
これもいいと思います。

「これからは自分の足で生きていく」という、
ご両親に対してだけでなく
自分に対してのけじめの意味も大きそうです。


・・・・そう言っている僕自身は
勝手に就職し勝手に辞めて、その後勝手に起業。

ほとんど事後報告だったので
みんなに言える立場にはないのですが、
親の立場になった今では
「子供からそうしてもらうときっと嬉しいだろう」
と思うのでありますo(^▽^)o
今年もやってきました、桜の季節。

・・・と言いたいところですが、
今年の開花は遅れ気味ですね。

それは承知の上で、新宿御苑に行ってきました。
今年のお花見第一弾です。

ソメイヨシノはまだ硬いつぼみでしたが
違う種類の桜は既にこんな感じで咲いていました。
$~ いちがやベンチャー日記 ~-御苑の桜(3月)

                                            
我が家は大の花見好きで、
毎年4~5回は花見に行っている計算になりますね。

場所は、新宿御苑に加えて
井の頭公園や小金井公園、昭和記念公園などなど。

あと、千鳥が淵にもよく行きます。
名物のライトアップは昨年自粛となりましたが、
今年はどうなることでしょう^^;

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今週に入ってもまだ気温は低めですが
文字通りの三寒四温、
春の訪れが近づいているのを感じます。

そんな中の休日の昼下がり、
家族が家の中を忙しく動き回っているのを横目に
居間でゴロゴロとTVを見ているお父さんも多いのでは?

僕もこの前、そのパターンに陥りました。
ソファに寝転がりながら
どうでもいいようなTV番組を見ていたつもりが
ふと気付くと、もうその番組は終わっていて・・・・。

TVを見ながら
ほぼ寝に入ってたのに
「寝てるの?」と聞かれると
ムキになって
「いや!寝てない!」と言ってしまうのは
僕だけでしょうか?

勝手にTVを消されると
無性に腹が立つのは、何故?!

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この流れで思い出すのは
「春眠 暁を覚えず」という言葉。

世の中でよく使われる
「春はつい寝過ごしてしまう」や「1日中眠たい」的意味とは
本来異なるそうですね。

もともとは、次のような漢詩からきたものだそう。

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春眠不覺曉 
(春眠暁を覚えず/夜が明けたのに寝坊しちゃった)
處處聞啼鳥 
(処処啼鳥を聞く/鳥も鳴いてるよ)
夜来風雨聲 
(夜来風雨の声/昨夜は雨風も強かったなー)
花落知多少
 (花落つること知んぬ多少ぞ/キレイな花がたくさん散っちゃったかも)
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この内容を読んで、ふと思いました。
そのまま経営に置き換えられるなあ、と。

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順調にぬくぬくと気持ちよく暮らしていても、
世の中は常に環境変化が起こっている。

心地よいからとまどろんでばかりいると
環境変化に気付かない。

ふと気付くと、新しい環境に適応した事業が
色々と芽吹いていて楽しそう。

せっかくのチャンスを、いかほど逃したことだろう・・・。
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季節も環境も
あっという間に変わっていくもの。

のんびりと、鼻ちょうちんなど
しているヒマはないのです^^/