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皆んな無意識に、無数にある情報の中から自分が重要だと思う情報だけを選択して注意を向けながら、日常生活を送っている、これを選択的注意という。例えば、人混みの中で特定の人を見つけたり、特定の人の声を聞き分けたりする事。溢れる情報を取捨選択出来ないとコミュニケーションが取りにくくなる、選択的注意が適切に機能する事で、自分に今必要な情報だけを取り入れる事が出来、溢れる情報量に圧倒されたり不要な情報に気をとられたりしないで生活をする事ができる。…もしも選択的注意が出来ないと溢れる、人の声、生活雑音、光、影、広さ、色や模様などのありふれた生活の中の刺激が全て処理しきれない刺激になってくるよね!認知症の中核症状は、記憶障害、見当識の障害、理解判断力の低下、実行機能障害とあります。人の声の意味、光や影の記憶沢山の情報から自分今必要な情報はどれかがわからなくなって困っているんじゃないのでしょうか?そんな気持ちに寄り添ってケアしていくには!どうしますか?
認知症高齢者の世界
① 周りの世界と自分の世界がずれていく(現実を適切に把握できない)
…不安、緊張、恐怖の連続により何もしなくても疲れる。
② 現実の世界の動きについていけない(周囲のスピード「ケアする人の関わりかたなど」に常に悩まされる)…孤独、憤り、焦り、混乱
③ 周りの世界が自分を脅かす(人の声、生活雑音、光、影、広さ、色や模様などのありふれた生活における刺激)…怯え、怒り、ひきこもり
④ 自分の体が自分を脅かす(身体の不快に対応出来ない)…不安による混乱、嫌悪、怒り
⑤ 自分が崩れていくような体験…自信喪失、気力低下による不安、孤独
⑥大切な出来事や大切な人が………短期記憶に比べ比較的に残っている長期記憶を点々とつなぎ合わせて、自分の世界を懸命に保っている
②番目は、介護職は特に気をつけ対応していきたいですよね、
皆んな優しいから、利用者さんの困りごとに皆んなが一斉に関わろうとしてませんか?優しい声かけも…複数聴こえるて
情報として利用者さんが処理しきれないと
混乱の原因になりませんか?