ひよこまめ。ひよこまめ。
こちら
hara chana(हरा चना / ハラー・チャナー)といいます。意味は、緑色のひよこ豆。
「ん?チョーリアーがほしいのか?」
と聞き返されることもあります。
この場合の綴りは、choliyaまたはcholiaなど。(छोलिया / チョーリヤー、チョーリアー)
グリーンピース的な豆の臭みが多少ある。
茹で方をいくつか試しました。
共通
豆の重量に対して5%程度の塩をまぶして5~10分おいてから、茹でる(この塩の量が良い!ということではなく、今回は比較なので、テキトーなとこで統一した量)
湯から茹でる
湯量は豆の重量の3倍に統一してみる
豆が動くくらいの火力とする
先に、重要なざんげ。
下の、パターン①から③(沸騰状態5分程度)は、豆に含まれる毒性を不活化するのに、十分な加熱時間ではないと思われます
てかこれ、ひよこ豆に限ったことじゃないですよね生の豆には毒性があるっちゅーねん
やってから、はたと気づいたやつ。ご、ごめん……。
このへんが、しょせんてくてく。料理が得意ではない人よっといで。仲間がここにいるよ……!
次から、パターン⑤かそれ以上の加熱時間でいきます
下は、そもそも間違っとる前提でお読みください
パターン①
5分、プラス余熱のない分1分、ゆでて、ザルにあげる。
豆80g 湯240g まぶした塩4g
パターン②
5分ゆでて、火からおろし、湯につけたまま自然にさます。
豆80g 湯240g まぶした塩4g
パターン③
湯のうち一部を日本酒にする。5分ゆでて、火からおろし、湯につけたまま自然にさます。
豆80g 湯210g 日本酒30g まぶした塩4g
(日本酒が貴重すぎて、たくさんは使えなかったー)
うん、このへん、ほかの豆類と同じですね、
すぐにザルにあげないほうが、シワシワにならずプリッと仕上がる。
酒あり酒なしの違いは……
よくわからない……
次は、時間を長くして、1度茹でと2度茹での比較。
パターン④
10分ゆでて、火からおろし、湯につけたまま自然にさます。
豆125g 湯375g まぶした塩6g
パターン⑤
10分ゆでて、塩6gを入れた湯にうつしてさらに10分ゆで、火からおろし、湯につけたまま自然にさます。
豆125g 湯375g まぶした塩6g 2度茹での水にもう一度6g
2度茹で合計20分のパターン⑤、ほくほくおいしい。
むしろもう少し時間を長くして、レクチンの毒にもガッツリ不活化していただくほうにもっていくほうが吉だろうな。
それと、1度茹でか2度茹でか、なんだけど
こりゃ2度茹でが吉だな
結論としては、
パターン⑤の、沸騰10分+沸騰10分の2度茹でセット、
いや、もっと安全を期して、沸騰10分+沸騰20分のセットくらいがちょうどよいか。
塩をまぶして……のまえに
水にじっくり浸して中まで浸透させてから茹でたらもっとよさそうですね。研究論文をググッたら、やはりそれをすることで豆の中の方まで加熱されやすくなるらしい。
小麦粉(MaidaでOK)を水でといてサクッと揚げて塩を振る。
これは当たり。おつまみにもいけそう。