最近、書店に行くといつも気になることがあります。

反韓、反中、保守系の書籍が散見するからです。


これは良くない傾向です。

いや、近代史というスパンでみると良い傾向とも取れます。


しかしあえて言います、危険な状況です。

何故危険かというと、すなわち全体主義的な状況に陥る(もう陥っている)可能性があるからです。


全体主義とは、個人の全ては全体に従属すべきとする思想または政治体制です。

本来は、強制または積極的に全体に従属させるという意味であります。


ですが、今の状況は強制とはいえません。

僕が問題にしているのは、空気によってあたかも強制力が行使されているかのような状況があるという事です。


だから、「全体主義」ではなく「全体主義的」と言いました。

僕が書店で感じたのはまさにそれです。


すなわち、反韓国、反中国、保守(とよばれるような政策や態度)が全て正しいかのような錯覚を起こす事です。


今の書店にはそうした空気感があります。

ここで、保守が間違っているという事が言いたいわけではありません。


全体主義的な空気感が問題なのです。


皆さんに気をつけていただきたいのは、保守的な本を読んだときに可能な限り意地悪な疑問を持ってください。


そして、左翼的な本を見つけて可能な限り好意的な視点で読んでください。

皆さんすなわち大衆がそれを心がける事が出来れば、書店にそのような空気があっても全体主義的な状況を打破する事ができます。