10月の初め、我が家のワンコが

虹の橋を渡りました。

14歳でした。





9月に入った頃は、まだめちゃくちゃ元気で。

たまに食べたものを吐くようになったので、

お湯でふやかしてあげたり、

量や回数を調節したり。

それでも、よく食べるし、元気だし、

これまでもそういう事が度々あったので、

今回もまたか〜くらいの気持ちでいました。



ところが、、、急に上手く立てなくなって…

そしたら、あんなに大好きなご飯もおやつも、

全然食べれなくなりました。

ご飯はペースト状の物を、お水はスポイトで。

口を無理やりこじ開けて与えました。

急に何かあるといけないので、

外出も1時間程度の買い物のみ、

夜はペットベッド横のソファで寝ました。



全く立てなくなって数日、、、

亡くなる前日の夜、、、

よろけながらも一生懸命立ち上がって、

自分で水を飲みました。

「ちゃんと自分で飲めたよ!」って

私の顔を見て言ってる様でした。

偉いね!よく頑張ったね!って、

いっぱい褒めてあげました。



最期の瞬間、苦しそうに呼吸しながらも、

必死に目を開けて私を見ようとしてる姿に、

もう頑張らなくていいよ、と

声をかけると、大きくひと呼吸して、

そのまま静かに眠りにつきました。



ペット霊園のスタッフの方からは、火葬後、

お骨を見て、栄養状態がとても良かったと言われました。

食べるの大好きだったもんね。



ウチに来て、14年間、幸せだったかな?

もっとしてあげれる事があったんじゃないかな?



とにかく食べることが大好きで。

外に出たがるくせに、庭に出してあげると

すぐにクーンクーン鳴いて家に入りたがるし。

嬉しいと、まるでハイジのオープニング曲中の

ヤギみたいに垂直に飛ぶし。



人も大好きで、家族はもちろん、

訪ねて来た人にも全力でしっぽを振って、

なでなでしてもらえるまで、吠え続けてアピールしてたり。



……。



寂しがり屋な子なので、

お骨は連れて帰ってきました。

家族がいつもいるリビングに写真と共に。



しばらくは毎日泣いて過ごしました。

そんなに泣いてたら心配で天国に行けないよ?

なんて言われたけど、悲しいのに我慢なんて出来ないじゃん!



なんちゃって祭壇には

毎朝、必ずお水を上げてました。

ところが、、、

ワンコが旅立ってちょうど1週間が経った日、

突然、ワンコの匂いがしたのです!

その後すぐに、ワンコのフードの匂いが!!

もう、ワンコのベッドもフードも片付けてたので、

匂いがするハズもなかったのに。。。

ニャンコは無臭。フードも全く違う匂いなので。。。



あぁ、ワンコは天国でお腹すかしてるんだな…と。

すぐに、ワンコが大好きだったビスケットを

あげました。

それから毎朝、お水と一緒にビスケットを。

もう匂いはしません。



未だに思い出しては泣く私。

これから犬を飼うことはないと思います。

一人残されたニャンコは淋しそうですが……。






14年間、ありがとう。