ネット記事を読んで。
私は、フィギュアのジャッジが「ボランティア」だと知っています。
けれど、そこは選手の人生がかかった試合を採点するのだから、きちんとした
態度と姿勢、ルールに則った採点をしているのだと思っていました。
だから、眼が見えていないのだと思っていました。
それが、実は客観性の無い採点とは「理不尽」としか言いようが無いのではないでしょうか。
70%のジャッジが主観に基づいて点数つけてますって、記事には書かれています。
「ISU」の怠慢だと思います。
ジャッジの教育は「ISU」の責任で行なわれるべきですし、客観的な正しい採点を行えるのか確認するのも、「ISU」の責任だったと思います。
ルールを変えたときに、ジャッジを集めて動画を見せて全員が同じ点数をつけられるぐらいの
勉強はさせておくべきでした。
ジャッジには、ぜひとも「視力」と「動体視力」の検査、「GOEを±1以内に9人がそろえられる」ぐらいの
精度を求めても よいのではないでしょうか。
給与制をとってでも、精度の高い採点が出来るジャッジを育成する責任が ISUにはあるはずです。
オリンピック競技であることを どう思っていたのでしょうか。
正しい点数を客観的に 注視して採点をしていたジャッジもいるでしょう。
己の主観に基づいて 採点をしていたジャッジもいたでしょう。
ルールは ルールなんです。
「私としてはこう受け取った」というものではないと思います。
ジャッジには、ルールを遵守する気持ちはきっとあると思いますが、それに
客観性は無いと、いうことなのでしょうか....。
ルールブックを読み込み、理解したと思い、演技をスロー再生できるおかげで
ジャッジの点数に対して不思議を感じていました。
そして、日本の解説者がその点にまったく触れないことも、不思議でした。
ジャッジのつけた点数に、異議を唱えても点数を変えることはできません。
理不尽な点数に涙を呑んだ選手は少なくないでしょう。
それを覆すことがルールで出来ないと決まっているから、みな諦めるのでしょう。
ジャッジに異議を唱えるとその後の競技に対して、どのような報復がされるのか不安もあるでしょう。
しっかりと、見返してもらえるシステムが出来るといいと思います。
せっかく沢山のカメラが撮影しているのですから。
ジャッジカメラとして、一箇所のカメラだけにする必要も無いでしょう。
今は、高性能のカメラも昔よりはずっと安価で用意できるのですから、せめて4方向からの
カメラは確認作業のために必要となるでしょう。
(個人的には8方向、高さ2段での撮影がリンクをカバーするためには必要だと思います。)
今回副理事がこのような発言をしたことにより、「ISUは自覚している」と、世界に発表したのですから「ジャッジ」の客観性は今以上に求められ、以前のSPの単独ジャンプ前のステップのチェックをなおざりどころか、「忘れていた」と発言するテクニカルジャッジがいたことにより、ジャッジに対するチェック機能が 発揮されていなかったことを思えば、それは確実とはいえないけれど、一地方のテクニカルジャッジの言葉よりも、ISU副理事の言葉ですから、世界に対する反響はすさまじいものがあるでしょう。 しかも、2019世界選手権のあとジャッジの採点にたいする問題が話題になっているときですから。
ISUが本気で対応をしてくれることを願っています。
客観性の無い点数をつけられて 不満をもつ選手が 今後は減ることを祈りつつ。
https://www.jiji.com/sp/v4?id=201904heiseifigure0001
潮目は「ソルトレーク・スキャンダル」 平成とフィギュアスケート
不正採点で土台揺らぐ
技術と芸術をジャッジによる採点で競うフィギュアスケートは客観性が常に問われてきた。2002年2月、ソルトレークシティー五輪のペア・フリーで不正採点が発覚し、競技スポーツとしての土台は揺らいだ。これを機に国際スケート連盟(ISU)は技術点と芸術点をそれぞれ6点満点で評価して順位を決めていた旧採点方式を廃止。技術点はジャンプやスピン、ステップの各要素に基礎点を設けて質も評価し、演技構成点は5項目を各10点満点で評価する新方式を導入した。
世界のフィギュアスケートの潮流をあえて日本の元号で区切れば、30年余りの平成は技術、芸術とも急速に伸びた時代だった。男子は4回転ジャンプを5種類まで成功させ、残すはクワッドアクセル(4回転半)のみ。5回転挑戦の声も聞こえてくる。女子も若い年代は4回転を跳び始めている。指先の表現から足元のスケーティングまで芸術面においても格段にきめ細やかになった。
進化をもたらしたのは変化。「ソルトレーク・スキャンダル」と、それを契機とした新採点方式導入が大きな潮目となった。その渦中で新たなルール策定に深く関わった2人のISU元技術委員に、当時の舞台裏や、新採点方式への移行から17年がたった今も抱える課題などを聞いた。(時事通信運動部・和田隆文)
6.0システムの矛盾と限界
1994年から技術委員を務めたアレクサンドル・ラカーニック氏(74)=現副会長=は、ソルトレークシティー五輪での不正採点事件をやや冷めた目で見ていた。フランスのジャッジが、アイスダンスとの交換条件でロシアペアをカナダペアに勝たせるようフランス連盟会長から圧力をかけられたと証言したが、同氏は「倫理の規定に関する議論ばかり。実際にどちらのペアがより良い演技をしたかという話が出てこなかった。得点を説明できる根拠がなかったからだ」と振り返る。
旧採点方式は技術点、芸術点とも0~6点の0.1点刻みで、順位点の合計で勝敗が決まっていた。2人の選手に同じ点数は付けられない相対評価で、1回転ジャンプの時代から約100年も続いていた。71年に国際ジャッジになり、ソルトレークシティー五輪では男子シングルのジャッジを統括するアシスタントレフェリーを務めた平松純子さん(76)=現名誉委員=は「ジャンプのレベルが上がり、表現力も繊細になっていた。単純な二つの点数だけでは評価しきれず、ジャッジをやりながら矛盾と限界を感じていた。事件は(新採点方式移行への)きっかけだった」と語る。
新採点方式、源流は旧ソ連に
不正採点事件が発覚した後のISUの動きは早かった。ペアのフリーが行われた1週間後に理事会で採点方式を抜本的に改正する方針を決め、当時のオッタビオ・チンクアンタ会長が記者会見で改正案の骨子を示した。ラカーニック氏は「素早い対応だった。ただ、あの改正案は不意に出てきたものではない。あれ以前にも同じような試みがあった」と明かした。同氏によると、旧ソ連時代のペアの名選手で、コーチとしても多くのメダリストを育てたスタニスラフ・ジューク氏が亡くなる前の1990年代に技の難易度や質を個々に評価して採点する新たな方式を構築していた。
ロシア出身で数学者でもあるラカーニック氏は、ジューク氏による新たな採点方式作りを手伝っていた。しかし、フィギュア界では自身も含めて実現性に懐疑的だったという。「(ロシア国内では)年少者向けの大会で何度か試したことはあったが、シニアの大会では一度のみ。しかも技術点の部分を試しただけだった。機能すると考える人が彼以外にいなかったから、そこから先には進まなかった」。ジューク氏は98年に志半ばで死去。だが、眠っていた素案は今も息づいている。
技術委員だったラカーニック氏らは、ジューク氏が残した新採点方式の素案をチンクアンタ会長に渡していた。事件からわずか1週間で抜本的な改正案の枠組みを示した会長は、ジューク案を参考にしたのか―。ラカーニック氏は「それは定かではない。ただ、オッタビオ(会長)はその存在を確かに知っていたし、書類も持っていた」と振り返り、さらにこう続けた。「彼は勇敢で、リスクを恐れない人だった。あとは、フィギュアの出身ではないということもあったかもしれない」
チンクアンタ会長はショートトラックの出身だった。新採点方式への移行には、ジャンプなど個々の技術要素の基礎点や技の出来栄え点(GOE)の判定基準、表現力や芸術性を5項目で評価する演技構成点の指標策定など複雑な作業を要する。ラカーニック氏は「フィギュア出身者なら難解さに尻込みしただろう。彼は細かい部分を気にしなかった」と言って、思い出すように笑った。
追いかけっこで進歩
ISUは作業部会を設けて新採点方式の策定に着手し、五輪から4カ月後の2002年6月に開いた総会で承認した。この総会で技術委員に選ばれた平松さんは「ジャッジ教育がまず大変だった」と述懐する。ジャッジが評価する技のGOEや演技構成点に関し、日本選手を含むさまざまな国の選手の映像を使って採点基準をレクチャー。作業部会のメンバーを務め、総会で技術委員長に選出されたラカーニック氏は「ジューク氏の素案を元に細かい部分はゼロから作った」と語った。
新採点方式は03~04年シーズンのグランプリ・シリーズで試行され、世界選手権は05年モスクワ大会、五輪は06年トリノ大会で初めて使われた。それ以降、ISUは時代とともに少しずつ基準を修正してきた。平松さんは「(技術や表現を)追求しないと点数をもらえないから、すごく進歩した。技術委員の時に感じていたのは、選手との追いかけっこ。私たちが目指してほしい基準を作るとすぐにマスターして追いついてきて、また次の基準を考えていた」と振り返る。
ラカーニック氏も「(コーチや選手が)結果を得るために取り組むべきことが分かりやすくなった。有益な点は多い」と語った。その一方で、演技の個性が失われてきていることを懸念。「現行の採点方式によって、プログラムが画一化されている面もある。フィギュアスケートというスポーツの持つ美しさと多様さをいかにして保つか。われわれが常に直面している課題だ」と述べた。
採点の客観性、まだ30%
ISUが目指す客観性について、ラカーニック氏は「以前(の6点満点方式)は0%だった。現行方式では3分の1くらいだろう」と厳しく分析した。ジャンプは基礎点や回転不足の基準が決まっており、スピン、ステップはレベルの獲得要件が定められているため、一定の客観性が保たれているといえる。ただ、スケーティング技術、技のつなぎ、演技力、構成、音楽の解釈の5項目を各10点満点で評価する演技構成点や、技のGOEは主観が入る余地がまだ大きい。
平松さんは「演技構成点が技術点に引きずられている。(表現面の評価は)ジャッジの感性が違うから、そこを詰めるのは難しい。教育しかない」と指摘した。演技構成点の項目には技術的な側面も含まれているとはいえ、難しいジャンプを決めると高いスコアが出る傾向は否めない。ISUはかつて、演技構成点と、技術点のGOEを評価するジャッジを分ける試みをしたが、うまくいかなかったという。ラカーニック氏は「われわれは立ち止まれない。取り組みは続く」と話した。(2019年4月25日配信)
https://www.jiji.com/jc/v7?id=figurecolumn
時事ドットコム フィギュアスケート関係のコラム
フラットな感覚で 普通に よい記事が書かれている。
これらを読むと、いまの日本のマスコミが いかに アンバランスなのかが わかる。
もちろん、そこに 何か隠された意思があるかもしれないけれど、びっくりするような
インチキ記事は無いと思う。
日本のマスコミ、どこかからのなにかからの 意思が働いているとしか思えない。



