８月３日に「ザ・ゲーム～午前０時の鎮魂歌」を見終わってから（23.10.19記）たった２日後の５日（土）に、韓国ドラマ「ホームタウンー消される過去ー」（tvN、2021年9～10月、全12話＝BS12全16話）視聴終了
3カ月も昔のことで、タイトル見ても何も思い出さず、BS12の概要「ミステリー・スリラー」で、スリラー？‥ホラー？ 私の大の苦手のドラマだったこと、少しだけ思い出したが(;´Д`A
1987年、史上最悪と評されたテロ事件を引き起こし世間に衝撃を与えたチョ・ギョンホ（オム・テグ）。しかし、彼は事件後すぐに自首をし、テロ事件は収束したかに思われた。１２年後、同じ町で殺人事件と失踪事件が連続して発生する。事件の捜査を担当することとなった、刑事チェ・ヒョンイン（ユ・ジェミョン）と失踪事件で行方不明となった姪を探すチョ・ジョンヒョン（ハン・イェリ）がそれぞれの事件について調べていくと、１２年前のテロ事件と何らかのつながりがあることを発見する…。（BS12「ストーリー」）
＊私のドラマ視聴感想文は、あくまでも備忘録としてのメモ、完璧ネタバレですm(__)m
１９８７年、サジュ駅で毒ガステロ事件発生。
多くの犠牲者を出したが、犯人チョ・ギョンホ（オム・テグ）は１週間後に自首、無期懲役囚として服役中だ。
あれから１２年、女子中学生の失踪事件が起きた。失踪前、彼女チョ・ジェヨン（イ・レ）は「浴槽に女がいる。自分にだけ見えて母には見えない」と警察に訴えていた。
その頃、サジュでは猟奇的殺人事件が起こっており、強力班刑事チェ・ヒョンイン（ユ・ジェミョン）ら警察は、殺人事件と失踪事件の捜査に大忙しだった。
……この時点で、このドラマはホラーだと確信、続きを見るか迷ったが、ホラーは苦手なくせに何が・どうやったら・そうなる‥？ 気になる～＾＾；
過去の毒ガステロ事件と、現在の連続殺人事件と失踪事件が交錯し、時代が行ったり来たりするのと、捜査段階でオカルト宗教ヨンジン教など新たな謎が生まれたりで、ストーリー展開がなかなか分かりにくい。
前半はホラーだけど、後半からはサスペンス？ オカルト？ 家族愛？
暗くておどろおどろしい画面も気味が悪いが、精神に踏み込んでくるオカルト宗教は本当に怖い。日本のあのオカルト宗教団体事件を思い出してしまった。
失踪事件のジェヨンは、テロ犯ギョンホの娘。
ギョンホの妹チョ・ジョンヒョン（ハン・イェリ）は、自分の娘のように可愛がり大切にしてきた姪を、必死に探すのだが、その過程で自分の正体に気付いていく（ギョンホによって消されていた記憶が、ギョンホによって呼び覚まされていく⁉）。
ギョンホとジョンヒョンが一緒に暮らしていた「養護園」。食事も満足に与えられなかった園のプールには、たくさんの子どもの死体が浮かんで…⁉
その養護園の園長はサジュ市の国会議員候補イム・イングォン（チェ・グァンイル）であり、チェ刑事の亡き妻セユン（キム・セビョク）の父だった。彼もヨンジン教に関係しているらしい。
チェ刑事の妻セユンは妊娠していたらしいが、流産だったと夫には話し、毒ガステロ事件で命を落とした。
彼女はあの時、なぜ駅に行ったのだろうか。チェ刑事の心に突き刺さったままの疑問⁉
ギョンホには、人を洗脳する（暗示にかける）能力があるらしい。
たとえ刑務所の中にいても、ある言葉を聴かせ、ある映像を見させれば、人によっては…⁉
ジェヨンは持っていたビデオテープを放送部仲間のキム・ムンスク（ホ・ジョンウン）に預け、決して誰にも言うなと念を押した後に行方不明になったのだ。
テープには何が…⁉
結局、グルの父親は拷問された人なのか、ギョンホとジョンヒョンを養護園に売った人なのか⁉
拷問に対する復讐だとしたら、下っ端刑事だったチェ刑事ではなく、それを命じた上役たちではないのか⁉
…ギョンホには、敵はチェ刑事でなきゃならない理由があった。
ガステロ事件・養護園・ヨンジン教…3つの物語を結ぶ点と点が線となって繋がった時……
「大切な人を失うことは、生きることを諦めること。共に浄化（死）し、新たな世界の幕を開けよう」…→ギョンホの壮大な実験は‥失敗したと言えるだろうか？
最後のどんでん返しには仰天( ﾟДﾟ)
チェ・ヒョンインがあまりにも哀しくて、可愛そうで気の毒過ぎて、胸にグッときた。
いつか近いうちに、ジェヨンやジョンヒョンと幸せに暮らせる日がやってきますように。
アレッ！ 最初の浴槽の女事件は、、、ジェヨンはただ何も言わずに姿を消せば良かったんじゃぁないのか(゜.゜)
2人が養護園に売られた時、お母さんは何処で何をしていたんだろう。2人はいつからお母さんと一緒に(。´･ω･)?