昨日、2円+2円の往復はがきを見ていて、でてきたのが
年賀使用の往復はがき。
赤色だから、めでたいから2円+2円往復はがきは
年賀はがきに使われたといわれているが、本当だろうか?
まずは昭和26年年賀状として使用された、
2円+2円の往信部の往復はがき。
昭和26年の図入年賀印も押されていて、一応年賀はがき的な内容だが、
よくみると、返事を下さいとなっているので、これはやっぱり往復はがきとして
使用された使用例である。 消印は一宮の消印。
もう一つ昭和27年の年賀状として使用された使用例。
残念ながら図入年賀印ではない。
昭和26年11月1日からははがきは5円へと値上げされたが、
昭和27年年賀はがきに限っては、特別年賀料金として2円で差し出すことができた。
その往復はがきの往信部を年賀はがきとして使用した使用例。
どうやらこちらは、純粋な年賀はがき(年賀状)として使用されたもののようだ。
もっとも2円+2円の往復はがきは、年賀特別料金としては使用することができず、
2円切手の加貼が必要である。局名は読めないかな。
それでは(^ー^)ノ