小判はがき5厘 市外宛使用例(明治16年1月1日以降) | とどのブログ

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小判はがき5厘の明治16年1月1日以降の使用例。

 市内便制度がなくなったので、市内・市外問わず、はがき料金はすべて1銭となった。

 なので、明治16年1月1日以降は市外使用例と書くことは、あまり意味がない。

 なのに・・書いてあるとどのリーフ(_ _:::ま、いいか。

明治16年1月1日以降、小判はがき5厘は単独では使えなくなったので、

 すべて5厘切手を加貼使用することになる。 

 一部の小判はがき5厘は回収されて、5厘切手を加貼して、ふたたび1銭はがきとして販売された。

 その特徴として、旧小判5厘切手はシザーカット(ハサミでカット)されたものがる。

 右の使用例は、シザーカットされた旧小判切手5厘が貼られた小判はがき5厘の使用例である。

 奈良から郡山宛。大和国の郡山宛。

 左の使用例は徳島から京都宛。N3B3印なので年号がわかる。

 右側の使用例は年代が特定できないが、シザーカット貼りなので、明治16年以降と考えて間違いないだろう。