今日は、今月7日に行われた茨城県立中学校入学者選考試験から算数の「平面図形・規則性に関する問題」を紹介します。
問題1は簡単ですが、問題2は解き方によって、解答時間に大きく差がつく面白い問題です。
親子で挑戦してみてください!
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けんたさんの学校では,先日,在校生が6年生のために「6年生を送る会」を開いてくれました。
そのお礼として,在校生に向けて「感謝のつどい」を行うことになり,けんたさんたちはその看板を作っています。
けんた:感謝のつどいでかざる看板のデザインを考えてきたから,見てもらえるかな。
ゆうか:いいよ。どんなデザインにするの。
けんた:こんなデザイン(図1)にしたいんだ。
ゆうか:長方形の台紙に,文字の書いてある円の形をした紙をはり付けるんだね。
けんた:そうなんだ。長方形の台紙に10個の円がぴったり収まるようにしたいんだ。
ゆうか:縦80cm,横200cmの長方形の中に円が5個ずつ,2段に並んでいるね。
けんた:うん。10個の円はすべて同じ大きさにするつもりなんだ。ぴったり収めるにはどのくらいの大きさの円にすればいいかな。
図1 けんたさんが考えた看板のデザイン
■問題1
台紙にはり付ける円の半径を求めるための式を書きなさい。
また,半径は何cmかを求めなさい。
ゆうか:文字だけだとなんだかさびしいね。まわりに花かざりを付けたらどうかな。
けんた:それはいいね。赤と白の2色にして,交互にはり付けるのはどうかな。
ゆうか:それなら,直径が12cmの円の形をした白い花かざりと,直径が8cmの円の形をした赤い花かざりがあるよ。
けんた:それを使おう。文字がかくれないようにしないとね。
ゆうか:こんなはり方(図2)にしたらどうかな。四すみは白い花かざりで,4分の1が台紙にかかるようにはって,それ以外は半分が台紙にかかるようにはるの。
けんた:それはいいね。それぞれ何個ずつあればいいかな。
図2 けんたさんとゆうかさんが考えた花かざりのはり方
■問題2
白い花かざりと赤い花かざりはそれぞれ何個必要かを求めなさい。
茨城県共通(2023年)
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問題1は簡単ですが、問題2はいろいろな解き方があります。
そこで今回は、問題2の解答を募集し、送ってくださった方全員に「わたしが考えた解答・解説(pdfデータ)」を無料で差し上げたいと思います。(今月いっぱいまで)
「詳しい解答・解説」をご希望の方は、お子様が解いた過程(答えのみは不可)を写真に撮って
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