私のまわりには、
とてもとても素敵な人が、
たくさんたくさんいます。

とてもとても素敵な人たちと巡り合えた、
初めの一歩は、

例えば、
初めて12色のクーピーを、教えてもらったような感覚でした。

それまで、私は
赤と青と、黄色と黒の4色しか、
持ってなかったんです。


それしか、
知らなかった。

私なんかが、使っちゃいけない
とか、
その色を選ぶのは間違っている
とか、
使い方がわからないのに持ってはいけない
などという感覚に囚われていました。



で、

ある時、
ある方に、

「れいちゃんは、4色のクーピーを持っているんだね。」

「こんなふうに、使うのが
好きなんだね。」

と、言っていただきました。


私は、嬉しくなって、

4色を、たくさんたくさん使ってみました。


すると、

どんな時に赤を使うのかとか、
どんな風にペンを持つと、使いやすいのか
など、
自分の事が、すこーしずつ
わかってきました。



で、

しばらくして、
その方が、

「れいちゃん、
12色のクーピー、売ってるよ。」
と、教えてくれました。


私は、
驚きました。

少しは知っていたけど、
自分で使った事なかったし、

親類には、そんなことした人
いなかったし、



でも、欲しいな、
と、思ったので、

えいやっと、
手にしてみました。




嬉しくて嬉しくて、

まるで、初めて12色クーピーペンシルを手にした
一年生のように、
たくさんたくさん
描きたいように描いたんだと思います。


みてみて!
私、12色クーピー持ってるの!

とかも

やったに違いない…( ̄▽ ̄)




私に、12色クーピーを教えてくれた、
その方は、

既に、
120色のクーピーをお持ちでした。

しかも
相当使い込んでいて、
チビッコになってしまった色や、
ボキボキに折れてしまっているものとかも
あるのです^ ^

クーピーだけでなく、
水彩絵の具や
油性絵の具
最近だと、コピックとか、
とってもたくさんの手段を試しています。



そして、

いつもその方は、

「れいちゃんは、どう感じるの?」
「れいちゃんは、どうしたいの?」
「そうなんだねー。」

と、
優しく聞いてくださるのです。




おしまい。