カトリック教会とプロテスタント教会で歌われる聖歌の話。
今日は、歌う側の立場で、紹介をしてみようと思います。
私の里はプロテスタント、主人はカトリックファミリー。
私と主人を取り繋いだのは、イグナチオ教会であったハンガリー出身のネメシエギ神父様が開いていたキリスト教入門講座でした。
こんな経歴の為、私はプロテスタントの讃美歌もカトリックの聖歌集も歌います。
写真の上2つはカトリック教会で使われているカトリック聖歌集と典礼聖歌集、下はプロテスタント教会の讃美歌です。
見てすぐ判るのは、プロテスタントの讃美歌には伴奏譜も付いています。
ピアノで弾くと指が届かない時もあります。
学生時代、伴奏部分を1オクターブ上げて歌ったりしました。
カトリック聖歌集には伴奏譜が付いていないものがほとんどです。
典礼聖歌集は、伴奏も付いています。
典礼聖歌集は、高田三郎先生が日本的な曲を取り入れたものとして作曲なさったものです。
もう一つ判ること、それは、プロテスタントの讃美歌には、曲のルーツが書いてあることです。
意外な作曲家の曲が讃美歌になっていたりします。
たまたま新しい生徒さんが聖歌大好きで、聖歌を歌ったり弾いたりしたいという夢を叶えるべく、私が好きなマリア様の歌や、讃美歌を弾いてみました。
大好きな讃美歌がカトリック聖歌集にもあり、原典を見たらシューベルトのドイツミサのサンクトスでした。
これは、意外な発見でしたし、大好きなシューベルトの曲がカトリック聖歌集にもあったのが何より嬉しかったです。