原発とは・・・
映画「ジョーズ」って若い子は知っているかな?
ある浜辺に死体が発見された事から物語が進んで行くのだけれども、その前半の内容が今の原発問題と結構酷似している気がするんですよ。
体長10mのホオジロザメが、夏にぎわう砂浜に来てしまい人を襲う。保安官とサメ研究科と漁師がその巨大ザメに立ち向かう物語。
前半、ある女性がサメに襲われたであろう死体が浜辺で発見され、その噛み痕から物凄く大きなホオジロザメであることが分かり、夏の海水浴を中止しろと保安官が市長に歩み寄る。
ところが、
市の財政を夏の海水浴客がもたらす収益に頼る市長にしてみれば、海開きを中止するのは止渇問題。
何とかしようと懸賞金をかけてサメを捕らえようとするが、結局犠牲者が出てしまう。
この物語は、3人のヒーローが存在する。
最後は犠牲を払いながらもジョーズを退治できた。
原発はどうだろう。
町の財政を東京電力に頼り、原発を止められると市が成り立たない。
しかし原発を泳がしたままだと、いつ牙を向けるか分からない。
利害関係が交錯するこの2つは、現実の「ジョーズ」の様な気がします。
ただし、現実には命を犠牲にする程の危険を冒してまで原発を無にする事の出来るヒーローはいません。