顎顔面捕綴士、未来の歯科技工士は・・・? | 毎日自問自答で時々モノづくり。

顎顔面捕綴士、未来の歯科技工士は・・・?

歯科医師、歯科技工士が今後生き残っていくためには、今後自分の得意な分野をアピールし、なおかつ他の同業者よりも技術、センス、考え方に、根本的なところから差をつけなくてはいけない時代がやって来るでしょうね。


患者の考え方が少しずつ変わって来ている現代、より先生や技工士に対する、患者が持つであろう心の信頼関係が、将来大切になって行くことを感じざるをえません。


 「うちはこの安さで出来ますよ。」とか、「これだけ早く仕上がります。」だけでは、技工士も先生もこの先乗り切って行けるのだろうか・・・

目先の利益を得る前に、将来を見据える力が必要ではないかと日々感じております。


今後、患者がもつ自分たちへのイメージが、こんな事で安っぽく見られてしまうようではあまりにも寂しいし、へたすれば日本の技工も、早い。安い。でも粗悪品。といったイメージが植えつけられて、歯科医療全体のイメージダウンに結びつき、結果として、改善思考がない者が増えて悪循環してくるのではと・・・


自分は元々半導体関係の電気設計に関わっていた人間です。

なので中国製品の電気回路のの粗悪さといったら・・・良し悪しは身にしみて分かります。



いま技工料を一生懸命考えながら自分のこれからの生き方に、考え込んでしまいました。



「仕事に大事なのは信念と客観性と研究心、プライド」だと思っています。





あ、今日はちょこっと長い話になってしまいますね。




カミさんが歯科関係ではない企業に勤めておりますので、いろいろと世間の話を面白おかしく聞いて、笑ったり怒ったりして、勉強させてもらっています。



簡単に言いますと、グローバル社会とか巷で言っているのは、ただ単純に出費を抑えて利益を上げる。で、他の会社よりも安くあげて、自分の所の製品を大量に買ってもらうと、そんな感じみたいです。


細かいところはよくは分かりませんが、購入数を増やせば利益が上がるというのは、単なる利益の前狩りではと、そんな気がします。



その結果、今まで高値の花だった製品を皆が安く買えることにより、将来お金を貯めて購入するであろう多数の人が、まだ低所得時代であってもそれなりの贅沢ができるようになり・・・。

当然、製品は比較的よく出来ていますし、なかなか壊れる物ではありませんから、物流の回転率が下がるのは当たり前なわけで、安いから買うが成立せずにまた売れなくなる。


で、会社はより安い仕入先を探してもっと安く売って利益を確保しようとする。


しまいには日本人社員を解雇してまで海外で安い人材を雇う。


 色んな事業に手を出している大手企業なら、リスクをうまく分配することで、グループの生き残りをはかれるのでしょうが、歯科技工士については、今まで歯を作ることでしか生計を成り立てることができない訳ですから、良い悪いは別として、悪循環が続いてしまっているような気もします。




日本人の物作りに対するプライドはもうずたずたになって来ていますね。



現に、これからを担う若い子達の多くが、手先はほんっとうに不器用。笑っちゃうしへどがでます。


ただ今まで勤めていた技工所の、今の若いスタッフ達は他の若い人とは違いますが。正直その中では希で、かなり上の技術を持った者達です。自分も何度助けられたことか。心も強く、それに賢い。

でも今よりもっと環境を改善させないと、そんな者もきっと技工界から去っていくことでしょう。


そんな者達が認められる時代になってもらいたいものです。






こんな事も巷で聞きました。


「髪の毛を切るだけなんだから、駅前の1000円でカットできる所に行ったほうが得だよ」と。



 床屋さん、美容師さんは技工士と同じく下積みして技術を上げて、やっと開業となるのに、ただ「安いから」というだけで1000円カットの店に負ける。自分としては非情に不愉快。なんか自分とダブるんですよね。ただそれが現実。


でもそんな目先だけの考えの人が増えれば、きっと技術を売りにしている職人は今後非情に少なくなりますし、いざ頼んでも断られます。

ローリスク、ハイリターンの考えは根本的にバランスを欠き、結果的に自分にはね返ってきます。


1ヶ月で4000円の出費、髪を切るの2ヶ月間隔にしても良いじゃないですか。必ず床屋又は美容院にいきましょうよ。自分の心が安物になったら、お・し・ま・い。




 あ、話は戻りますが、

 歯科技工士は業として歯科技工等と行うことと、法律で書かれています。そう、技工等なんですよね。


つまり収入源が他にあっても良いんです。


では歯科技工士に違う収入源を作ることが出来るとしたら?



 新しい分野で、それも事業の一つに出来れば、歯科依存型の生活から脱退できるのでは。

深夜、早朝まで仕事をしなくてよくなるのでは・・・



一つの手段として、昨年より発足した顎顔面補綴士の免許は、技工士にとって有益なものになり得るか得ないか・・・


 得る可能性はあると思います。



技工も新しい分野に自分達の力を試す時期に来ているのかもしれませんね。



 なんて。


そこでも下等競争が始まっちゃったりしてね。



自分は、本気で技工の仕事をします。


ですので、料金も本気で考えて作ります。



これからも自分を信じてくれている先生方のために。


だからといって執着はしませんよ~


「ハイパー技工クリエイター!」、「ラボラトゥリオ・フォルマ!」、「脱!固定観念!」

いつも何かを考えています。へっへっへ。