「今日は最高な一日にするぞ。」と唱えて一日を始めてみませんか?

「今日は最高な一日にするぞ。」と唱えて一日を始めてみませんか?

何か面白い事ありますか?
無いのなら面白くしてしまえー!

― 昼休みの会議室にて ―
窓から差し込む光がテーブルに置かれた

弁当の包み紙を柔らかく照らしていた
向かいに座るパートの彼女は箸を止めて

こちらを見ている
会社に勤めながら歌手を目指している

まっすぐな目をした女性


「ねえ、teipensouさん」彼女が言った
「一流の人って、やっぱり

“努力の量”が違うんですよね?」
は少し笑って、温かいお茶を一口飲んだ

「それがね、実はそうとも限らないんだよ」
彼女が首をかしげる

その表情がまるで“答えを探す準備が

できた子ども”のようで

私はゆっくり話し始めた 


「一流の人ってね、よくこう言うんだ
『努力した感覚はありません。

   ただ好きで続けてきただけです』
でもさ

普通の人からすると矛盾して聞こえるよね

あれだけの結果を出すには 相当な努力を

してるはずだって思うじゃない?」

彼女はうんうんと頷く

イチロー選手の例を出すと

彼女の目が変わった
「イチロー選手なんて、まさにそうだよ。

 大リーガーの中じゃ体も小さいのに 

 記録はトップクラス。

 一般の人は

『努力の量が違うからだ』

 って思うでも本人は言うんだよ」

『努力したという感覚は

 ありませんただ野球が

  好きだっただけです』

彼女の箸が止まったその目は

歌手を夢見る人の目になっていた

“夢中”という状態の強さ


「小学生がゲームに夢中になってるとき

『努力してる』なんて思ってないよね?」
「ただ楽しくて続けてるだけなのに

 気づけば上達してる」
「一流の人の

“努力してない”

っていうのはあれに近いんじゃないのかなー

夢中で続けたら結果がついてきたっていう

感覚なんだ」
彼女は小さく息をのんだ

 一流を目指す人への本質
「だからね、歌を続ける君に言いたいんだ」
は少し前のめりになって言葉を置いた
「一流の人の言葉が矛盾して聞こえるのは

 一般の価値観と

 “一流の世界の価値観”

 が 違うからなんだでもその矛盾の中に

 真実があるんだよねー」

は最後にこう言った

「好きで続けることが、いちばん強いんだよ」
彼女はしばらく黙っていたそして

少し照れたように笑った

「……なんか、歌いたくなってきました」
その笑顔を見て私は思った

ああ、この人はきっと—

将来イケる!
今はまだ道の途中かもしれないけど

その目の輝きとまっすぐな想いを見ていると

胸が熱くなる

その日の終業後

一緒にカラオケに行ったのでした

(生バンドによる演奏で

歌えるカラオケ店)

この娘、歌うめー

 

努力の量より夢中になれるかどうかが核心

好きで続けられるものは

時間も質も自然に積み上がる

夢中で取り組む状態こそ

一流の成長エンジンになる