「今日は最高な一日にするぞ。」と唱えて一日を始めてみませんか?

「今日は最高な一日にするぞ。」と唱えて一日を始めてみませんか?

何か面白い事ありますか?
無いのなら面白くしてしまえー!

帰りの地下鉄

今日も例に漏れず空気はどんより
そのど真ん中で同僚のK氏がいつもの

「世界を背負ってます顔」で座っている

「Kさん、その顔、今日で3回目ですよ」

「数えてんのかよ…」

「まあね。そろそろ気持ちが上がる“おばかな方法”投入していいかなー」

「嫌な予感しかしないな」

「まず、スマホの黒い画面に映る自分に向かって、全力の変顔」

「ここ地下鉄だぞ」

「だからー?安心してよ心の中でね。でも効果は同じよー。

 人間、変顔しながら真剣に悩めないんで」

K氏口元だけちょっと緩む

「次。逆立ちー」

「できるかよー」

「物理的には無理なんで思考だけ逆立ち。嫌なこと全部ひっくり返す。

 “あの失敗があったから今がある”とかーそれっぽく」

「雑だな」

「人生なんて、だいたい後付けの逆転劇だーよ」

電車が揺れる

「で、これが一番大事なんだけどー」
「まだあるのかよ」

「あとね、道端の花とか見たら“きれいだね〜”って心の中で話しかける」

「完全に危ない人だろー」

“心の中でッ!”不審者一歩手前で止めるのがコツ」

「花をヒロインにしてKは主役で少しキザな感じでー」

「加減が難しいなーどこの心理学かー」

「体感ベースです。今度やってみてください。たぶん途中で笑顔になります」

K氏ついに吹き出す

「最後に、プーさん理論」

「なんだそれ」

「プーさんって“何もしない”をちゃんとやってるんですよ。

 はちみつ食べて、お腹出てても気にしない。“まあいっか”の達人です」

K氏窓の外を見ながら小さく笑う。

「お前さ、バカっぽいこと言ってるけどちょっと楽になったわー」

「でしょう?人間、ちょっとバカなくらいがちょうどいいんですよ」

電車が駅に滑り込む
さっきまで重たかった空気が少しだけ軽くなっていた

悩みは

“正面突破”より角度を変えると軽くなる

変顔・逆立ち思考・花への語りかけ

 どれも真面目に悩んでいるときほど思いつかない“バカバカしい方向転換”

でも、人間は深刻モードのままでは抜け出せない

視点をズラすだけで、心は意外と軽くなる。

ユーモアは

沈んだ心を救う最速の道具

K氏が吹き出した瞬間、空気が変わったように

深刻さを笑いで割ると悩みの“重さ”は半分になる

笑いは、理屈より早く人を回復させる。

“まあいっか”と

える人は強い

プーさん理論の核心

 完璧じゃなくていい、失敗してもいい、気にしすぎなくていい

 肩の力を抜ける人は、人生の波に飲まれずに乗れる