ミスタードラゴンズこと立浪選手が、ナゴヤドーム最終戦を3安打で締めくくった。
しかも、最後の打席はきっちり二塁打で。
プロ野球選手としては決して恵まれた体格でないにもかかわらず、22年間の現役生活と、数々の記録は立派としか言いようもない。
イチロー選手同様、彼も「天才」と形容されているが、ただの天才ならこれだけ長きに渡り現役を続けられなかっただろうし、スタメンから外れた時に、さっさと現場から去っていたことでしょう。やはり、才能のみならず、努力の積み重ねがあったからに他ならない。
ドラゴンズファンとして、入団以来応援を続けてきた一ファンとして、立浪選手の存在は誇りでした。
記憶にも、記録にも、
いずれにも鮮烈な印象を残した名選手。
ドラゴンズ球団史上、最高のプレイヤーであることは言うまでもない。
球団の後輩、井端選手が立浪選手の引退に際し、こうコメントを残した。
「入団した時からのあこがれ。近づこうとしたが、足元にも及ばなかった…」
今や日本球界を代表する選手となった井端選手をして、このコメント。
いかに立浪選手が偉大であったかを物語るものであった。
22年間、お疲れ様。
いつかの日か、ドラゴンズの監督として、スタンドに立つことを切に願いたい。