10年に一度の大寒波ということと、予約が9:00と少し早いので
病院の近くのホテルに前泊。
 
C病院初診。
1時間半位待つ。
先生とご対面、今回は私も同席。
紹介状を見て、浸潤が1/2以上だね。
問題があるね・・・何何何???
開腹手術だと健康保険が効くが、腹腔鏡手術だと自費診療。
つまり全額自腹になる。
先進医療にもならないし、当然高額医療費制度も使えない。
浸潤1/2以下だと保険が使える。
つまり、いまの時点では保険は使えないけど、先進医療でもない、
中途半端な状態。
もう少ししたら保険適用になるかも・・・
そんなことは置いといて、「自費診療でもお願いします。」
その後妻は内診。
内診後、先生が雑誌を持ってきて、病院の実績説明。
話を聞いていると、本当にすごい実績みたいよ。
その後、採血、採尿、レントゲン、心電図。
手術可能かどうかの検査。
 
2日後 術前説明で受診。
とても分かりやすかった。
リンパとは何か 大網とは何か。
穴をどこに開けるか、手順は、空気の入れ方・・・
子宮の絵を利用しながらの説明。
その絵をもらって帰った。
最後に執刀医の説明、手術時間は5時間位かな、
摘出するのはほぼフルコースだね。
その後入院説明。
 
いよいよ入院が近づく。
妻はやはり当然不安になってくる。
いろいろ考えるみたい。
だけど、A病院の頃みたいに「手遅れだったら・・・」とは
全然違う不安。
術後の痛みとか吐き気とかリンパ浮腫とか肩の痛みとか・・・
数えきれないくらい出てくるみたい。
私は私で、何も代わりにやってあげることが出来ない。
痛みを分かち合うとか、不安を分かち合うとか・・・
当人じゃないとできない事ばかりで、どうしようもないことはわかるが、
何とかしたいとも思うけど、結局何もしてあげられない。
話を聞くくらいと慰める事と気を紛らわせる話をするくらい。
情けないね。
 
朝ドラの「舞い上がれ」を見た。
クルミのお父さんが婚約を破棄した娘に、
お前だけは幸せになってほしい、俺もちゃんとするから。
でもクルミは今のお父さんで何の問題ない事を告げる。
涙が出た。
妻の事で涙を我慢していたこともあり、倍くらい涙が出た。
「そんなに泣く所?」妻に言われた。