こんにちは! teinen-diverです。

 

定年後、2か所「墓仕舞い」をしました。

前編、後編に分けてまとめます。

 

 

私の父は、25年位前に亡くなりました。

父は次男でしたが、父の兄が建てたお墓に入れて頂けました。

お墓は、都内の霊園にあります。

そのお墓には、父を含めて8人が埋葬されています。

が、残念なことにそのお墓を継ぐ人がいませんでした。

女系ですね。

現在生きていて、お墓の姓を名乗っているのは私とMrs.diverだけです。

私たちの子供は、娘二人で、二人とも嫁にいきました。

 

親戚が集まるのは、法事か葬式です。

10年位前に親戚の葬儀で、「お墓をどうするか」という話題が出ましたが

私も突然の事で返答のしようもありませんでした。

 

次は、2018年12月で、これも葬儀です。

お墓に関係する親戚も、だんだん年を重ねていきますよね、私を含めて。

切羽詰まってきた感もあり、相談の結果、菩提寺に相談することになりました。

菩提寺も東京です。

 

早速相談に行きました。

墓仕舞いをしたいことを告げると、何とラッキーなことに

まさに永代供養墓を建立す計画があるというじゃありませんか。

しかも、2019年中には完成するとのことでした。

 

親戚に報告に、2019年2月に菩提寺の永代供養墓に改葬することが決まりました。

 

その後の経過

2019年6月  永代供養墓完成。

2019年8月  改葬手続き開始

2019年11月 改葬 

 

役所などの改葬手続きは、親戚にして頂きました。

私は、菩提寺と墓石屋さんの調整です。

 

改葬当日は小雨でした。

墓地には、私一人で行きました。

お線香をあげて、今から改葬する旨を埋葬されている方にお知らせしました。

菩提寺は呼びませんでした。

深い理由はありませんが、お骨はすぐ菩提寺に運んで、お経をあげて頂くので

お墓では私一人で十分かなと思ったからです。

菩提寺の住職にも相談しましたが、我々縁者の思ったようにするのが一番だと

言って頂きました。

 

石屋さんにお骨を取出して頂き、きれいに骨壺も拭いて頂きました。

次は、白布に包んで運搬です。

石屋さんの車で運んで頂きました。

私も同乗させてもらいました。

 

菩提寺到着。

お骨を本堂に運んで、お経をあげて頂きました。

 

そして、永代供養墓に埋葬です。

(永代供養墓の中は、個別に仕切っていることはなく、棚があり、

空いているところに自由に納めることが出来ます。)

 

この後は、集まった親族でお清めして、無事終了しました。

 

今回の墓仕舞いは、私たち夫婦だけで進めることはできませんでしたので、

少し時間がかかりました。

また、今回の改葬について連絡していない親戚には、後日、文章で報告しました。

 

今回、一番悩んだのが、「お布施」です。

菩提寺の住職は、お布施の金額を聞いても、絶対に答えません。

これは、先代の時から変わりません。

検索しても、金額の幅があり過ぎて参考になりませんでした。

 

悩みに悩んだ結果です。

我が家の宗派は、浄土真宗大谷派(東本願寺)です。

東本願寺に大谷祖廟があります。

その納骨、永代経の金額を参考にしました。

内訳です。

33回忌を過ぎている方が5名いました。

勝手な判断で、33回忌を超えているので、すでに土に還っていると判断し、当日の読経のみで

永代経なしで、20,000円/人

33回忌を過ぎていない方は、当日の読経と年2回の永代経で、70,000円/人

計 310,000円

(表記の金額は、大谷祖廟のHPに掲載されている金額です)

 

当日の読経は、大谷祖廟では他の方と一緒になります。

今回は、菩提寺で我々だけですので、改葬のお布施として、190,000円

(200,000円と考えましたが、合計を考慮しての金額です。)

合計 500,000にさせて頂きました。

 

つまり、310,000円は永代供養墓の永代使用料として、

190,000円は、当日の改葬納骨のお布施という考え方です。

 

一人当たり、62,500円です。

 

最後にトータルの費用です。

お布施  500,000円

霊園の墓地解体(6㎡)+お骨運搬、450,000円 (霊園の石屋さん)

菩提寺の永代供養墓プレート(○○家先祖代々)+納骨料 66,000円(菩提寺の石屋さん)

その他 お清め、タクシー代、花代など 83,000円

最終金額 約 1,100,000円

 

気になっていたことが一つ片付きました。

「SH⌒U⌒活」です。

 

ところで、我々夫婦も、菩提寺の永代供養墓に入るのかなぁ~?