国鉄監修<交通公社の時刻表:1964年10月号>復刻版、2019.10.1.発売 | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

55年の月日を飛び越え、この度、

「昭和39年10月号全国版完全復刻版(JTB MOOK)」(2019.10.1)

が、上梓されました。

来年-2020年-東京五輪開催に先立っての記念イベントの一環とも取れますが、

「時刻表をペラペラ」することから、鉄チャンになった私としては、単純に大喜びしております。

***↓こんなやつです

左上:発売元はJTB MOOK ¥1500+消費税

●右の中段に、表紙をとると当時の表紙が出てくるとありますが、この本表紙中央の青い時刻表が

  出ており、これが、当時の表紙であります。

***

しかしーそれはへ理屈だべー多分なーたった一つだけ「完全復刻」でない点があります。

後のほうの、中小私鉄の部分で、

昭和39年当時、

時刻表編集元に送られてきた「各鉄道・バス会社独自のバラバラの改正月日の時刻表」は、

到着順に会社の<お約束のページ位置>に[手作業]!!で活字を拾って、

確か<B5時代>は6000字詰原稿用紙に、一文字も異なることもなく並べて、

印刷物を創っていくー

当時の凸版印刷の技術では、どうしても全体できれいな長方形にならず、

外縁の太線は常に少しガタガタしておりました。

 

しかし、これはこれで、その根気と申しますか熱意というのでしょうか、プロ根性たるや

その当時の職工さんたちの人間ワザとは思えぬ”誇り”のようなものも垣間見るのであります。

 

今回、そういった目で拝見いたしますと、ビシッとした長方形になっており、機械が計算ずくで

印刷したのだと、時代を感じずにはおられません。

***                                                                                                                                 ↓

●矢印に続く私鉄各社の境目で、飛び出し、がたつきがなくなっています

●ついでと言っては失礼ですが・・ここで

◆上段の「鹿島参宮鉄道」は大正11(1922年設立の同名会社(鉾田線)

◆中ほどやや下の「鹿島参宮鉄道」は、明治31(1898)年設立、龍崎馬車鉄道→龍崎鐵道が起源

  (竜ケ崎線)。昭和19(1944)年、戦時交通統制で鹿島が龍崎を吸収合併、鹿島参宮鉄道A成立。

◆下から3段目、常総筑波鉄道は、大正2(1913)年、常総鉄道の取手・下館間開通、

  大正3年、初代筑波鉄道設立。昭和20年3月、両鉄道が対等合併(戦時令)、常総筑波鉄道B成立。

◆昭和40(1965)年、A、B対等合併し関東鉄道成立。路線長123.1km、内燃鉄道では日本最長。

◆昭和54年、営業不振の、筑波線、鉾田線をそれぞれ筑波鉄道(Ⅱ)、鹿島鉄道として分社独立。

  その後、両鉄道とも、昭和62年廃止。

  この年、国鉄も分社化され、貨物の輸送体系が変わったことが、両鉄道の廃止に少なからず

  影響があったとされています。

 

まー、文句はこれくらいにして

この年の目玉はなんといっても、後年、外国に行ってもそのまま通じる「シンカンセン」の

開業でしょう・

当時は「1-1ダイヤ」と言われる。1時間に「ひかり・こだま」が各1本ずつののんびりした時代。

それでも、諸外国からは、「高速鉄道の高頻度運転」と驚嘆と称賛を持って迎えられました。

***当時の「1-1」ダイヤ。時刻表のページを残してあります。

この時はB5見開きでスペースは十分

*****

車輌不足か、安全策か?「10:30のこだま」がありません。

●30分早発のこだまが次発のひかりに、名古屋に44分遅くついています。

  最後から2本目の「名古屋までの区間便」が、「静岡ー浜松」間、38分ですが、

  ほかの便は全便同区間を42分「かかっていることになって」おり、

  浜松で追い抜きが発生、こだまに「4分の退避時間」がしいられていたようです

***浜松駅構内配線:にげこみ追い越し型

 

***

気が向いたら、もう少し内容をご紹介できるかもしれません(ほとんどゼツボーテキ)

でも、時刻表が大好きな方にはぜひお買い求めいただいて、当時のダイヤを実感し、

醍醐味を感じていただくのがよろしいのではないかと・・・(ほらね!!)

 

 今回も最後までお付き合いいただきましてありがとう存じました。

 

  カラスのクンセイ 拝