夢、どうや?⑧ | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

夢を見るようになりました。
それも、似たような場面の夢を、続けて・・・

ベッドであれ、畳に敷く布団であれ、よく足がはみ出ます。
その時の夢というのは、ホラ、皆さんも一度はご経験が
おありでしょう?

階段を踏み外したり、舗装道路の縁石から足が滑ったり・・・
まぁ、今年の夏は夜もジメジメしておりますから、思わず
足が涼しい方に行ってしまうのだろうな?と
思わずにはいられませんが・・・

ところで、こんな夢を見続けていきますと、
必ずその後は、道から谷底に転がっていく・・・ですとか、
縁石を踏み外した後は車にはねられてしまうですとか・・・

かなり後味の悪い形で夢が終わるんですよ!!

 以前お世話になった、自宅のそばの心療内科の先生に、
「私はくるってしまうのでしょうか?」
とでも言って相談かたがたアドバイスを請う・・・というのは
どーでしょーね?

ん、こいつはいけるぞ!!

それで、さっそく私は近くの心療内科A医院を受診いたしました。
A先生は前回同様大変人当たりもよく、私の話を細大漏らさず
お聞きになり、適切と思われる箇所でご質問されておられました。
・・・と・・・

「おや、カラスさん、この処方箋、C大学病院とあるやつですが?
B先生がご処方になっておられて・・・
2種類の薬が出ておりますね?」
「え?あ!
そこ職場と検診、治療を提携している病院でして・・・」
「フム・・・それでは、私はあなたにアドバイスをして差し上げることしか
できなくなりました・・・アレ?・・・・<治>とはいっていますね・・・
処方箋に載らない薬も服用されておられますか?」

「ええ。」
「それはたぶん<治験薬>と言って、あなたと大学病院間での取り決めと
いうより<契約>というべきでしょうか・・・
ほかの医療機関は介入したら駄目だよ、<治験>期間中の禁止薬は、
これとこれなどがあるから、患者さんも特殊な事情がない限り、
例えば<C大学病院>以外にかからないでね、など説明書なり
契約書があったはずです。」

「では、先生は、今回、私には何もしていただけないことになって
しまうわけで・・・」

「えー、せっかく私を頼ってきた方を門前払いのような格好で
追い返すようなことになり、大変申し訳ないのですが・・・
<治験>という契約はいろいろと約束事よいうより、禁止事項が多くて、
ほかの医者は手が出しづらいのです。

どーか、ご理解ください・・・」
「やむをえないでしょーね。」


「何だい、結局医者って人種は・・・」



「主任、さっき、あがってきたホトケさんですが・・・」
「どした?」
「片足が開いたまま、閉じなくて、なかなか解剖台の上に
乗っかってくれなかったのですが・・・
やっと足を閉じてくれて、今すんなり、台上の人です。」

「え?」
「死後硬直が、緩解し始めたんでしょう。たぶん股関節の・・・
今の時期なら36-48時間後。
道路から足を滑らせての頭部打撲と外傷性くも膜下出血・・・
事故死扱いでいいのでは?」

「いや、これは、少なくとも死体遺棄ではないか?
もう一度、調べなおそう・・・」
「どこがおかしいですか?」

「きみのゆーとーり<足を滑らせて>とユーのなら
かかとの擦り傷は、かかとからふくらはぎ方向に向かって
付くはずだろ?」
「あ、そーですね・・・両方の踝クルブシの間を行ったり来たりするように
無数に横に線が入ってますね。」
「な!誰かが、この人を発見現場ゲンジョウに運んできたとしか思えなくなって
きただろ?」

頭を殴られた時は目から火花が出そうになりました。
でも、今は、足も、布団から飛び出さなくなってきたようですし、
私の、まわりに、ふたりの方がきてくださって、きちんと別なベッドも
用意が進んでいるようです。

私は、もう安心です。
でも、つかれました。ちょっとした行き違いで、なぐりたおされたり、
同じ夢を見続けたり・・・
私自身が心療内科にかかりたいくらいです・・・


夢、どうや?⑧    了

途中で、登場人物の位置関係が変わるのはずるいんでないかい・・・

すいませんねえ・・・・夢物語なんで・・・

 カラスのクンセイ 拝