影丸のいない日・・・7/8+あるふぁ | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

   9. 巴戦(2)

寒天斎「ところで、催眠術の忍び、名は何と申す?
      お主、目をわずろーておいでか?」
??⇒サンマルコ
      「伊賀・サンマルコと申します、左近丸が異父兄弟
                 兄も盲目<由比正雪の巻、伊賀六忍、左近丸>でしたから。
       いずれ、先祖代々の病などでございましょう。
       寒天斎様ですね。
                 失礼ながら、クモが目くらましだということよくお気づきになりましたね。
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左近丸⇒①さ②こ③ん④ま⑤る⇒①さ③ん④ま⑤る②こ⇒サンマルコ
******************************ただの個人的ギャグです****

寒天斎「たわけた奴。この国にはこのような巨大な種類のクモは住んでおらんわ!!
     したが、術自体はなかなか見事じゃ、何という?」

サンマルコ「はい、<クモ渡り>と・・・兄の術は糸とコマで<クモ糸わたり、由比正雪の巻>という
         術でしたが、私の術では道具を扱うのが面倒なので(=書き手に道具を考える
                    サイノーがなかったので
)、じゃ道具なしで戦う方法を身につけようと修行しました。
        クモは、催眠術で直接相手に幻覚を起こさせるよう訓練いたしました。

寒天斎「そーか、末恐ろしーやつよ。本来ならばここで倒すべく戦うところ、今は、手負いの者
      かかえての戦い、こちらに分が悪い。
      折角のお目見えであったが引き揚げさせてもらうぞ。」

サンマルコ「頭領様、そうはさせませぬ!
       <忍法・クモ糸縛り>!」
独眼房「つまらん!!」

(ぴぽ・ぴ)
サンマルコが、一瞬のうちに木立を利用して張り巡らせた迷路のような縄を、独眼房がどんどん切断していく。
その、サンマルコは出て行こうとするが、源太郎と天真に取り押さえられていた。

独眼房「寒天斎様、仲間の救出くらいお申し付けください。」
寒天斎「お、機甲、来てくれたか。いや。いてもたってもいられなくてのー。」
独眼房「お気持ちお察しいたしまするが・・・総帥が指揮所においでにならないことには
      御命令が滞りがちになり、我々が困ります。」
寒天斎「それにしても、あの、目が不自由にして、縄(じょうじゅつ)術の素早きこと
      敵ながら大したものよ・・・」
独眼房「寒天斎様!!」
寒天斎「いや、済まぬ、思わず見とれてしもーたわい。
      さあ、機甲、いったん引き揚げようぞ!」
独眼房「左近丸?・・・我が里の虎の巻では死んだことになっていたはず・・・だが生きておる・・・
      しかも髪の毛が金髪。もしや弟のサンマルコとやらか?」
寒天斎「機甲・・・帰ろうぞ・・・まさか・・・」
独眼房大五郎を連れて、指揮所にお帰りくださいませ。」
寒天斎「3対1じゃぞ!!」
独眼房「刺し違えて一人でも相手を減らして御覧にいれます。」
寒天斎「そーか、言って言うことを聞くお主ではなかったな。それではくれぐれも無理はするなよ・・・
      といってもムダか?・・・それでは本当に帰るからな・・・」
独眼房「いえ、ありがたきお言葉・・・」

 

   10. 独眼房機甲  VS     日輪天真



天真「いや3対1ではなく4対1よ。」
独眼房「その声、日輪天真。やはり生きているという噂は本当だったか?!」
天真「お主を斃すまでは死んでも死にきれぬ!!」

天真「いーか、皆の衆!!
    この男、日輪部落に火を放ち、女子供まで手をかけ、部落民皆殺しにした男よ。
    ここはわしとヤツだけ闘わせてくれ!!
    わしが不利になっても手だし、手助け無用!!
    これは伊賀者として年長者からの命令ぞ!よいな!!」
独眼房「こちらもいいたいことがある。日輪殿たった一人で拙者や他からかき集めてきた下忍百人近くが
     倒された。仲間の仇はとらせてもらうぞ。」
天真「何を世迷いごとをユーかと思えば。人の家の庭先に勝手に入ってきて、ローゼキの数々
    それを自分たちの仲間から犠牲者が出たからと、うそぶくのは逆恨みもいいところだ。
    覚悟はいいな!!」
独眼房「さすがに、伊賀に影丸と天真あり、といわれることはあるな、一部のスキもないわ。
     どこからせめてよいかわからぬ。
     ふふふ・・・」
天真「なにがおかしい。」
独眼房「さすがに天真殿も気が付かなかったか?」
天真「これは髪の毛・・・そうか<霞の伊三次(いそうじ)、半蔵暗殺秘帖の巻>がやられた
    手だな?!」
    おぬしも、忍の着物が、糸一本抜けば、ばらばらになって、体から抜け落ちるくらいは
    知っているで・・・?・・・」
独眼房「ドーされました天真殿、拙者の髪の毛はそれほどゆるくありませんぞ!!」
天真「そーか。お主ほどの術者。やはりある程度こちらも犠牲を払わないとな。
    <地獄谷火炎陣>・・・ちょっとそれ「赤影さんの<飛騨火炎陣>とゆー術、うつぼ忍群
           五人衆、
の再利用ぢゃないの?>
    それじゃ、術とりけし。<火走りの術>。これならいーだろ?」(えー、まー、イー加減だなー)

独眼房「あああ・・・」
天真「この術久しぶりに使ったので少しやけどしたが。さすがにどんな強い髪の毛でも火には勝てまい。
    お主の髪の毛の網はすべて焼け落ちた。では今度はこちらから行くぞ!!

独眼房「なんだ。たかが、ただの鎖分銅ではないか。」
天真「そーかな?
        それでは何本までまでたえられるか?」

独眼房「何か体が重い?・
      分銅に何か仕掛けか?早くにげなければ・・・」
天真「ドーじゃな、<磁石分銅>。身動きとれまい。
    お主が脳天鬼の術を恐れるあまり、鉄の鎧を着こんでおることはもう調べ積みよ。
    それにしても、お主らしくないのー。なぜ1-2本程度受けたところで逃げなんだ?
    何をたくらんでおる?
    なんぞ最終的切り札でもあるのか?
        ワシと刺し違えるのではなかったのか?・・・さしちがえる。そーか!!
    皆の衆もふせよ!!!」

(ぴぽ)
次の瞬間、機甲の鉄鎧の下から鋼の矢が無数に飛び出して・・・

一同「天真殿!!」
天真「大丈夫じゃ!」、
一同「しかし出血が!!」
天真「なんとかなる、急所は外れている、それにしても自爆して鎧の下方から無数の矢が
           飛び出してくるとは・・・」

独眼房「ドーやって矢を防いだ?・・・?」

天真「磁石分銅ならまだいくらでもある。
    そいつで急所さえ守れば他に幾らか刺さっても、そこからの出血なら知れているさ。」

独眼房「やはり、影丸と天真、飛騨の力では無理なのか・・・?」
天真「おい、みなでねんごろに葬ってやろう・・・」

サンマルコ「天真様、もう少し待ちましょう、離れて・・・」
天真「どうしてだ?」
サンマルコ「これ2段時差式爆弾です。どこかで導火線の燃えるような音がします。
                      もう時間がない!皆であの木影で・・・」

(ぴ)
再び、鋭い鋼の矢が嵐のように独眼房の鎧の下からとびだしてきて、しばらく続いていた。

天真「おい、導火線の燃えるような音、といっていたな?」
サンマルコ「はい。」
天真導火線そのものではないといいたいのか?」
サンマルコ「ええ。コレだけ長く続く矢を飛ばす方法、やっとわかりました。一旦、鎧の下に
        空気を溜め込んでそれが満タンになると、今度はその圧力で矢をとばしたのです
         私が聞いた<シューッ>というよーな音はタンクに空気がたまっていくときの音
       だったのだと思います。」
天真
「まさか?一回自爆した人間の体にソンナ仕掛けができるものか?」
サンマルコ「はい、このような水槽を作れば可能かと・・」
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下図のような構造の矢を飛ばす仕掛けが無数に施されてあったのだと
思われます。
サンマルコが時限装置と言ったのは、いったんタンクの中が陰圧になった
ものでも、重い黒塗りの物質が溶けると次第に元の形に戻ろうとするので
その振動音を聞いた、という設定にでもしておいて頂けますか?
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天真「ほほー。この男、伊賀に組してもらいたかったのー。」
独眼房「伊賀者、若造にいたるまで、すべてあなどるべからず・・・」
天真「そー申すな、今度は互いに戦いのない世界に生まれて来よーぞ。??モー聞こえんか・・・」
    ◆鎧をはがすとタンクのようなものが出てきたが、それ以上の見極めは死者への冒涜!!と
      天真が許さず、みなで葬ることになった。

天真「どうも、飛騨忍群、自爆嗜好が強い、残るは二人だが・・・
   自殺された場合に注意せねば。
   このままやつらの指揮所までつけていこう。
   飛行僧は来てもらってすぐで悪いが、伊賀屋敷の皆を呼んできてくれ。」
飛行僧「は。」
天真「サンマルコはお主の<クモの幻術>をかけたあたりのにおい、村雨家の毒薬を盛られた者が
      出す汗のにおいだが、覚えているか?。」
サンマルコ「ええ。」
天真「今でもこの辺におうか?」
サンマルコ「はい。」
天真「それではわしとサンマルコが先に参る。
    残りの者は全員そろうまで、我々を見失わぬよう、4-5丁(1丁≒109m)ずつ離れて
         ついて参れ。」
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公儀隠密伊賀組  <メンバー表>   飛騨忍群
                ● 陣頭指揮者(●:臨時)
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 (●)  (6代目、服部半蔵)          ●首領  寒天斎
 ●小頭 影丸                     ◆大五郎
      日輪 天真            X 独眼房機甲
      脳天鬼                **********
      十六夜幻之丞            ▲救命丸
      後鬼                 首領相当 半月斎
      村雨源太郎            副頭領 しらない・しらないぜ
      飛行僧                                刑部補
      左近丸⇒異父弟・サンマルコ      靄丸
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                           ▲前回までに落命している忍
                           X 今回の戦いで命を落とした忍
                           ◆負傷者

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