08:33,いつも通り職場のある駅にL特急は到着・・・
さすがに、この時間の風は冷たく感じるようになってきたけれど、まだこの日差しなら、
正午過ぎには、あたたかくなりそー・・・
ニョーボのベントーやめて、ヒルメシ、外にくいにいくか・・・
「オジサン!!」
私の御機嫌な小春日和の予感は、突然増毛(「ましけ」です。決して「ゾーモー」とはお読みになぬよう・・・)連山の彼方に消えていった・・・
「お。お。お。おはよー、で、なに?」
「おはよーございます。
ボク、B市のC小学校6年X組、●●XXといいます」
・・・こいつよくみたらヘルメット・・・いやプラスチック製らしーが・・・・かぶってるのか?
「あ、カラスのクンセイと申します。」
「カラスさんは、全国小学生実力検定試験実施についての是非をどのようにお考えですか?」
「え!?Eh---!!!朝から、そんなメンドイことにこたえなくてはならんの?
おじさんにも遅刻という制度があるんだよ。」
「ぢゃ、次から、もう一本早い特急で出てきてください。お願いします。」
気がついてみると、5-6人の小学生らしい子供たち、上下はジャージ、ヘルメット、首か腰にはタオル・・・といった格好の連中に囲まれていた。
「つぎ、絶対ですよ。30分はお話伺いますからね」
「そんなにー、かんべんしてくれよー」
「ダメです。オトナの義務ですから。」
さらによく周りを見たら、つかまって難渋しているのは、自分だけではないよーだ。
あしたは、一つ手前の駅で降りてタクシーかな?
「おじさん!前後二つまでの駅は、我々の仲間が陣取っていますから、無駄なテーコーはおやめになったホーが、りこーとゆーものですよ」
「なるほど、君はなかなか、リーダーシップもあって、機転も効くようだ。おじさんは、次回とは言わずに、今日、君たちの質問とやらに答えよう。
にげていても、結局いつかは30分付き合わされるわけだし。」
「ありがとうございます。
では、早速、さきほどの・・・」
「ちょっと、悪いけど、その前にやることがあるんだ。
もちろん、君たちには迷惑はかけない。
おい、そこの駅名票に隠れているP教育長、でてきなさい!!」
「・・・」
「なんだ、この街の子供は。試験の実施に疑問をもったり、悩んだりするのは、仕方のないことかもしれないよ。
でも、こうやって、外から来た人間を、用事の有無に関係なく30分も足止めを食らわせたり、
大人に向かって、無駄なテーコーはやめろだのといった言動だの不穏当ではないのか。
教育長何とかいいなさい。」
「・・・・・・」
「情けない。あー情けない。
・・・・・。
Pさん。今日からよろしく頼みます。
わたし、ちょっとしたミスをして、今日から、あなたの下に出向で配属になったんだ。
先ほど来のご無礼お許しください
辞令、ご覧になっておいででショ。恥かかせないでくださいよ」