仕事は楽しいかね? | マッスル♪チャリオ♪

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ロードバイクやウェイトトレーニング。

前々から読みたかった本。

仕事は楽しいかね?
デイル ドーテン





大雪で閉鎖になった空港で、偶然であった老人マックス。
マックスの問いかけに動揺してしまった35歳の私。
日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待を持てない私にマックスは一晩だけ講義を開始した、、、。

仕事観を揺さぶる物語。



いろいろ良いことを書いてありますが、ネタバレになるので少しだけ感想。


成功やチャンス、アイデアなど色んな所に転げ落ちている。
でも、その前を素通りしてしまっている。
失敗したらどうしよう?
笑われたらどうしよう?
恥をかいたらどうしよう?など、
それらを恐れて行動に移さない。


たとえ失敗し笑われ恥をかいても行動に移すか?
それとも失敗することを恐れて、恥をかきたくないから何もしないか?

どっちらを選ぶか本人次第。
もちろん前者を選びたいが、かなり勇気がいる。



コカ・コーラの誕生秘話、リーバイスの誕生秘話など書かれていて
とても興味深かった。



コカ・コーラの誕生秘話。

アメリカのアトランタにジョン・ペンバートンという薬屋さんがいて、多くの治療薬を考え出していた。

ある日、ペンバートンが店の奥にある倉庫に入ると、従業員の2人が、彼が新しく作った頭痛薬を水で割って飲んでいたそうだ。別に頭痛がするわけもないのに。

そこで、ペンバートンは興味をそそられて、その水で割った頭痛薬を飲んでみると、悪くない。「もしかして、ソーダ水を入れてシューっと泡を出したら、もっといい味になるのかも!」と考えて、ソーダ水で割るとさらに美味しい!そこで、彼は、コカ・コーラという名前をつけて店で売ることにした。


普通なら従業員が勝手にお店の薬を飲んでたら、注意、怒るけど、ペンバートンは違った。考えやものの見方の角度を変え、別の観点からみる、あるいは新しい見方をする。


まだまだいろんな内容を伝えたいけど、本を買って(借りて)読んでみて下さい。