帝国経済興信所管理部です。
今月も半分が過ぎようとしています。
6月と言えば、21日に二十四節気「夏至」を迎えます。
夏至は1年で太陽が最も空高いところまで昇り、1年の中で昼の時間が最も長くなる日ですが、どうやら夏至の日が昼の長さが一番長いからといって、日の出時刻が最も早く、日の入り時刻が最も遅くなるわけではないようです。
日の出が最も早いのは夏至の1週間ほど前で、ちょうど今頃が1年の中で最も日の出が早い時期になります。
一方、日の入りが最も遅くなるのは夏至の1週間ほど後だそうです。
夏至はあくまでも、日の出から日の入りまでの長さが最も長い日のことをいいます。
なぜ日の出が最も早い時期と日の入りが最も遅い時期がずれるのか、その理由として、地球が太陽の周りを回る面(公転面)に対して自転の軸が傾いていることや、太陽の周りを回る軌道(公転軌道)が真円形でないことなどが理由だということです。