帝国経済興信所管理部です。

 

 本日、総務省が発表した2023年の家計調査では、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は月額の平均が29万3997円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比2.6%減少したそうです。

 

物価高などで食料や教育への支出が落ち込み、3年ぶりに前年を下回りました。

 

 食料は2.2%減、教育は9.8%減となったそうです。

 

食料は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」へ移行したことに伴い、外食の機会が増加した半面、魚介類など食料品が幅広く値上げされた影響で、家での「内食」が減少したこと。

教育は、物価高やオンライン化によって、支出が抑制されたことがそれぞれ影響したからではないかということです。