話題がない時はケンタ君との話になる。
ケンタ 「アプリはやる気ないんですか」
おれ 「ないねえ。」
現在、いいねをする気力もない。
いいねをすれば、少しはマッチングしてやる気も出るのだろうけど、過去一番やる気がない。
ケンタ 「そこそこ善戦してたんですけどね。公子さんは本気で行ってました?」
おれ 「行ってたよ。マイと公子のどちらでも行けるなら行きたかったと思ったよ」
ケンタ 「ヤンキー君が言ってた通り、電気屋さんみたいなさわやかでユーモア溢れる会話が出来れば、モノにできたんでしょうけど」
電気屋さんと同僚の54歳はコミュ力塊りみたいなもの
おれ 「そうなんだろうけど、あそこまでは出来ないよなあ」
次のケンタ君の言葉が核心をついていると思った。
ケンタ 「あずまさんは言葉を置きにいっているから、無難というか良い人で終わるんですよ」
おれ 「確かにその通りだ。」
でも、自分でも分かっていたんだよ。
ケンタ 「会社にいる時みたいに、話せばいいんですよ。例えば、マイなんて電気屋さんだったら落としてましたよ」
おれ 「確かに・・・」
ケンタ 「もっと話を面白く盛り上げないとダメなんです。今のあずまさんのやり方だったら、狭いストライクゾーンを狙うようなもんです」
おれ 「突っ込んで話すとか、ちょっとツッコミをいれるとかすると、大丈夫かな?嫌われないかな?って考えが頭によぎって無難なつまらない話をしちゃうんだよな」
ケンタ 「それでも、あずまさんの事を良いって人はいるんですよ。端子ちゃんや看護師さん、海さん以外にあずまさんのことを良いって最初からアプローチしてくれた人いました?」
おれ 「マロンさん」
ケンタ 「それでも、4人いたんですよ。だから、とにかく会いまくるしかないんです!それか、全員に良い顔をしようとしないで、素を出して行かないと彼女は出来ないです」
なんかさ、ケンタ君が別人のようになったようだ。
全くぐうの音も出ない
おれ 「本当、60点合格点{可}しか狙っていなかったな」
ケンタ 「合格点は70点からです!」
き きびしい
おれ 「たしかにそーだよな・・・。嫌われても良いから素の自分を出して話を盛り上げて行かないといかんよな」
ケンタ 「今まで通りのやり方を変えるってのは難しいですから、狭いストライクゾーンを狙っていくのも、勿論アリですが、女性を楽しませる会話に方向転換した方が良いと思いますよ」
言い訳がましいんですが、気の会った人とは行けるんです。
いや、違うな。
最初見た相手の雰囲気に合わせて話をしているんだよね。
大人しそうに見える人だと、物静かに語り、明るい系の人だったら、声のトーンもあげ話している。
当然ですが、相手にしっかりと聞こえる声で話しています。聞き返されることはほぼないです。
実際に最近会った人達とは、うまく行ってない。
うまく行きかけても、最後の詰めが甘い。
自分で言うな!なんだけど、結婚相手としては良いかも?だけど、その前の付き合う段階で楽しめないから無理と判断されるのだろう。
そりゃ、一緒にいて楽しい方が良いもんね。
素を出してこれから行ってみよう。
でも、出来るかな???
どーしても、無難な合格点を目指しちゃうんだよなあ