在宅医療を行う医療機関で、24 時間対応が条件となっている「在宅療養支援診療所」として届け出をするためには、一定の基準を満たしている必要があります。

 

私が運営する医療法人はこの「在宅療養支援診療所」として届け出をしていますが、

在宅医療を手掛ける診療所全体のうち、この届け出をしている施設は約 6 割にとどまっています。残る約4割は、24時間の対応は行っていないことになります。

 

さらに、在宅での看取りともなると、対応している診療所・病院は非常に少なく、全体の5%前後ともいわれます。

 

ここからいえるのは、在宅医療を行う診療所は増えていても、「最期まで自宅で過ごす」を実現できるかどうかは、その医療機関の診療体制や方針に大きくかかっているということ。

 

 

まだまだ課題は多いですが、

皆さんに必要とされる質の高い医療・ケアを提供していけるよう、努力を続けていくのみなのです。

 

 

「在宅医療」他人事ではございません。

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