こちらは腎不全末期の患者さん
ご家族と当院スタッフとで2回めの「人生会議」ACPを行いました。
ACP=アドバンス・ケア・プランニングとは
「いよいよ」となったら、どのような最期を迎えたいか…
痛いのは嫌だ。
胃ろうや人工呼吸器はつけてほしくない。
いや、私はできる限りの延命治療をしてほしい。
東京都医師会のホームページによりますと、
患者さんを主役に、
将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、
患者さん自身、及び、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、
患者さんの意思決定を支援するプロセスのことです。
患者さんの人生観や価値観、希望に沿った、将来の医療及びケアを具体化することを目標にしています。
この患者さんは、
今の生活に満足している
このままの生活で。
いろいろなものを取り上げないでほしい。
彼には、この一服のひととき、
とても幸せそうで、
いい顔をしています。
医療が入ることで、本人の大切なものを奪うことになってしまう…
それは避けねばならぬのです。
「在宅医療」他人事ではございません。
「ブログを見た」と言っていただければ結構です。
どうぞお気軽に、ご相談ください。