先日の土曜日、
あるお店でタイヤ交換をしました。
従業員30名のお店じゃなく
スタッフ5名の個人店でお世話になりました。
「その要因って、何だったのか?」
今、考えながら書いています。
ある土曜日のこと。
ほぼ95%以上、
大手のカー用品店、
「●ー●●ッ●ス」で
タイヤ交換するつもりでお店に行きました。
娘と店外に並べてあった
タイヤを見ていたんです。
すると、1人のスタッフさん
(20代の男性かな?)が
「タイヤをお探しですか?」
近づいて来ました。
「えぇ、詳しくないんですけど
少し高くなってもいいんで
静かになるタイヤが欲しいんです」
タイヤのサイズをお伝えしました。
欲しい銘柄も、ある程度決めていたので、
それもお伝えしたんです。
「●●●っていうタイヤが良い
って、知り合いから聞いたんですけど
ありますか?」
売場を探すお兄さん。
「いまは、ないですね」
「元々売られてないんですか?
それとも、今は無いっていう事ですか?」
「はぁ、あ、、取り寄せですね。。」
「高いんですか?」
「まぁ、あ、、1万5千円から
2万円はしますね。。」
こんな感じでお兄さんとのやり取りは
2~3分で終了。
…その後、
「やっぱ、ここで換えてもらうの止めよう。
前行った、あっちのお店に行こう」
そう言って、娘の手を引き
お店から去りました。
結局、お世話になったタイヤ店さん。
今考えると、こちらも
大手タイヤメーカーの代理店か?
フランチャイズ店です。
ただ、働く従業員さんの数は、
5名くらい。
恐らく先ほどの大手の
5分の1、6分の1の人数です。
僕が行ったときも、
2人しかいらっしゃらなかったです。
…っで、そもそもどうして、
このお店に行こうと思ったのか?
以前(10年くらい前です)
タイヤを交換してもらった事があって。
多分、これも知り合いの紹介がキッカケです。
その記憶が残っていたんです。
そして、つい2~3週間前に
お邪魔したときも、
オジサン(社長)が親身にお話をしてくださった。
タイヤの詳しくない僕と娘に(?)、
自身の経験を交えながら
丁寧に説明してくださったんです。
その時はお話を聴くだけで
そのまま帰ったけど、
損得考えずにお話しくださる
その社長さんが、やっぱり心に残っていたんです。
凄い斬新なテクニックや
心に残る販促ツールがあって、
僕は、そのお店を選びました!
っていう話を期待していたら
ごめんなさいね。
まったく、そんな話じゃありません。
ただ、今回思ったのは、
個人店や小規模店には、
ファンが付きやすい、ということです。
ファンというと在り来たりなので
言い方を変えると、
「愛着が湧く」です。
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大手のお店もよく利用するけど
愛着が湧いているのか?
というと、ちょっと違う気がします。
一方、個人店の場合はどうか?
商品が好きっていうのもあるけど
店主や従業員さんの人柄に
特別な感情を抱いている。
愛着が湧いている。
結構多いような気がします。
今回お世話になったタイヤ屋さんも
愛着の湧くお店になりました。
またお世話になりたいし、
人に紹介したいお店です。
では、どうすれば
「お店に愛着が湧くかどうか?」
決定打は、
【商品】だけじゃなく【人】の要因。
人の存在感を感じれば感じるほど、
そのお店や会社に特別な感情を持つ。
愛着を強く感じます。
そして、
子どもに喩えると分かりやすいですが
「愛着の湧く子」は
何も能力が優れた子、ではありませんよね?
子どもらしい仕草や
おこないをする子に、
愛着って、いっそう湧きませんか?