押し売りは嫌なお客 | 小さなお店のアナログ販促・集客法

小さなお店のアナログ販促・集客法

ネットが苦手な人でも30日以内に5~50%売上を上げるをお伝えしています

お客さまは常に警戒しています。

あなたに近づいたら、

「商品の話をされるんじゃないか?」
「何か買わないとイケなくなる?」

ここを避けるために
距離を置いています。

しかし、逆もしかり。

お客さまと話をしない限り
商品は売れません。

距離感を縮小しない限り、
商品は売れません。

以前、あるお店さんのサポートに

伺っていたときのこと。
 

地域イベントへ向けての打合せです。

「お客さまを集めるには、どうすれば?」
「イベントの売上を上げるには?」
「お店のディスプレイは?」

これら解決策を
お店の方と一緒に考える。

そのつもりだったのですが、、、。
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地域でお店や会社をされる方々が
15名くらい集合。

まとめ役のリーダーの男性が、

「では、今日は臼井先生に
接客の極意を、話していただきます。

では、今から1時間、
よろしくお願いいたします!」

…エッ!?
何ですか?

一方的に、僕が話をするの?

そんなつもりじゃないんだけど、、、
とも言えず。

しかし、皆さん、こっちを見て待っている。

僕の話を待っている。

…結果、居たたまれなくなった僕は
ある行動をとることに。

冒頭で話した通り、

お客さまは、常に警戒しています。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
たとえ興味があっても、
内心、欲しいと思ってても、

あなたからのアプローチを
極度に用心しています。

これっていうのは、
まさに冒頭の状況とそっくりです。

1時間の話をするつもりもなく
何の準備もせずに来た、僕。

一方、話を聞きに来られた
地域の方々。

心の向いている方向が
完全に逆方向。

バチバチ、お互い向かい合っている感じ。

極端に言うと、警戒の目で
僕を見ているわけですよ。

もう、居た堪れなくなり、
僕は、参加者全員に声をかけました。

タイミングをみて、

順番に、質問をして、
何か意見や悩み、気づいたことを
話してもらいました。

狙いは、地域の方々との
距離感を縮めたかったから。

「このままやったら、同じ方向を向いて
問題を解決できひんわ」

そう思ったから。

私たちは商売をしています。

何か突破口を見つけて
お客さまとの距離を近づける必要があります。

そうしないと、商品は売れません。

では、どうすればいいか?

「相手を巻き込む」
^^^^^^^^^
この心の持ち方です。

接客もそうだし、
従業員とのやりとりでもそう。

とにかく、他人事じゃなくって
「自分事」として捉えてもらう。

ここを突破しない限り
あなたの話は聞いてもらえません。

お客さまであれば、
「売り込み」。

従業員さんであれば、
「一方的な指示」になってしまいます。

とにかく、自分事として
認識してもらう。

その手段の1つとして、
僕は、地域の方々全員に発言をしてもらいました。

一方的な話じゃなくて
自分事として、地域の方々を巻き込みました。

そうです、
お客さまは、警戒しています。

はじめはお客さまと
話しづらくないですか?

お客さまとの距離って、遠くないですか?

あなたが話しかけようと狙っていると
お客さまは、それを察知するかのように、

遠巻きに、あなたを見ていませんか?