同じ商品なのに「売れる」「売れない」が出るのはなぜ? | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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■ 売れ行きの差に圧倒的な違いが 
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今から約10年前、僕が大阪の産直店で働いていたときの話です。

手書きPOPを始めるキッカケになったお店なのですが、その理由は、いたってシンプルでした。

「POPを付けた商品」と「付けない商品」
売れ行きに明確な差があったからです。

途中からは、
「POPを書かずに、売り場に商品を並べるのが怖くなるくらい」
それくらい、POPがあるのとないのとでは、売れ行きの差に違いが出ていました。

そんな当時の状況をあらわすのに、1つのエピソードがあります。

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■ 100人の競合の中から選ばれるためにやったコト 
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当時のお店では、100人以上の生産者さんから、青果物(野菜や果物)を送ってもらっていました。
その生産者の多さが、ウリの1つでもありました。

しかし、一方である1つの問題も引き起こしていたんです。


…というのも、野菜の種類って限られていますよね。


一般的に食される野菜は、多く数えても10~20種類くらいです。
自然と仕入れる野菜に、「生産者の重複」が出ます。


例えば、キュウリ1つをとっても何人もの生産者の商品が売られている。
田中さんのキュウリ、吉田さんのキュウリ、大森さん、、、長野さん、、、、

売場には、生産者の違うたくさんのキュウリが何十種類も並んでいました。
(生産者サイドからいえば)言ってみれば、競合がどっさりの状態です。

一方、売り手サイドに目を向けると、何十種類ものキュウリが売られている中、
「力を入れて売りたい」
と感じる生産者さんもいたんです。

もちろん、味の美味しさが理由であったり、就農したての方。
直接会わせてもらって現場の畑をみて、そのご苦労を目の当たりにした方。

そんな生産者さんの野菜は、

「何とかして売りたい!」
自然とそんな気持ちになっていました。


じゃあ、100人近くもいる生産者さんのなか、注力して売りたい野菜を売るためにどうしたか?

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■ 同じ商品なのに「売れる」「売れない」が出るのはなぜ? 
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実は今お伝えした話って、なにも野菜(商品)だけのことじゃない
お店や会社にも当てはまる話だと思っています。

何十、何百もの同業他店の存在。

その中から選ばれなきゃイケない、、、。
どうすれば、、、?という話です。


僕の経験した話は、
「店内の商品の中から、いかに売れる商品をつくっていくか?」

一方、
「世の中にある同業他店から、いかに選ばれるか?」


すべてが同じだとは言わないけれど、視点を変えれば同じ話です。
そして対策も、ある一定当てはまります。


同じ商品なのに「売れる」「売れない」の差が出る、
その理由を解消する方法でもあります。

手書きPOPの書き方マニュアル