美味しい、気持ちイイを伝えるだけでは響かない | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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「相手(お客さん)に響くPOPを書きたい」
一度は思ったこと、あるんじゃないでしょうか?

お客さんに響く文章を書くコツの1つ。
それは、抽象的な表現をできる限り減らすこと。




今日の高知は雨なので、以前撮ったこんな写真を



例えば、
「さっぱりとします」「スッキリします」「気持ち良くなります」
「何ともいえない甘みを感じます」「ほっとします」
「思わず嬉しくなりますよ」etc
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あなたもPOPやチラシで、こんな表現を使ったことありません?

実は、これらの言葉は非常に抽象的なんです。
だから、相手の心の奥底まで届かない。

発信側は、伝えた感じがするんだけど、実は相手には全く届いていない。
そんな状況に陥ってしまうのです。

どうしても、上記に挙げた表現を使う際には、その時に起こる状況も一緒に伝えましょう。
そうするだけでも、相手の心に響きやすくなってきます。

「美味しい」「さっぱりする」「気持ちイイ」
…といった今の気持ちにプラスして、状況を伝えるのです。


例をあげてみますね。

このトマト、私も食べたのですが
何とも言えない甘酸っぱさがたまらなかったです。
   ↓     ↓
このトマトを食べた時、初めは酸っぱい、と思ったんです。
だって思わず、鼻の頭に汗をかきそうになったので。

でもその後、実をしっかり噛んでいくと
やっぱり、甘いんだって。
私の舌全体に、その甘みが広がっていくのが分かったので。


ここのマッサージを受けると、ものすごく良い気持ちになるんです。
  ↓     ↓
ここのマッサージ、ほんと気持ち良いんです。
だって、ほんの半年前までは、マッサージなんていったことがなかったんですよ。
でも、今では毎月1回通っているんです。

たぶん来月も予約するんだろうなぁ、って今から半分期待しています。


「気持ちいい」と書いたから、その「気持ちいい」感情が伝わるのではありません。
むしろ、「気持ちいい」にプラスして、その感情を感じた状況も一緒に伝えてあげる。
そうした方がより一層、相手に響く表現になってきます。

ちょっとした一ひねりです。

POPやチラシ、ニュースレターなどでも、このような意識を持って書く。
すると、反響は随分と変わってきます。
同じ1つのコトでも伝わり方が変わってきます。

テクニックと言ってしまえば、それだけ。
だけど、知っているのと知らないのとでは、大きな違いとなって結果に表れるでしょう。