【手書きPOP事例~農業編】3時間でこんなに変わる | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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手書きPOPって、難しい。
そう思われている方、多いと思うんです。

でも実際は、そうでなかったりする。
「何を書けばいいのか?」
書くべきポイントを押さえれば、意外と書けてしまう。
僕は自信を持って言い切ります。

もし仮に、今、あなたがPOPを書くのが苦手だったとしても、、、
ポイントさえ押さえれば、書けるようになる。
反響のあるPOPがね。

ということで、今日は、わずか3時間で、アッ!と驚く変化がPOPに起きた事例の紹介です。
実際にポイントを押さえることで、手書きPOPがみるみる上達された。
そんな事例を紹介いたします。


以前、農業学校で手書きPOP講義をした時のこと。
参加者は、有機農業を学ばれて、これから就農を目指す未来の生産者さんでした。
3時間の授業の中で、手書きPOPの書き方をポイントごとにお伝えしました。

・・・まず、授業の1番初めにやったこと。

いきなり、POPを書いてもらったんです。
こっちから何にもお伝えしていない真っ新な状態で、まずは書こう!って。
っで、書かれたPOPがコチラ。



嶺北(※地名)の豊かな自然を体いっぱい
に受けて育った人参です。
あなたも嶺北の自然を
少し堪能してみませんか?



続いて、授業の途中。
1時間ちょっとが経ったくらいかな。
ノウハウの半分くらいまで学ばれた状態で、またPOPを書いてもらいました。
それがコチラ。


みずみずしさと甘さが命です♪♪
<有機人参>
えっ!?なんでこんなに小さいの?
嶺北の寒さに耐えて、じっくり大きく
なっているのです。
この濃縮されたおいしさを、一度
味わって下さい。

ミニミニ人参  一袋 200円


少し変化、感じます?

っで、最後、授業が終了する直前に、もう1度POPを書いてもらった。

・・・どうなったと思います?
・・・変化があったと思います?

結果は、コチラ。
最後に書かれたPOPです。
(3つのPOPすべて同じ方が書かれています)



●●●(学校の名前)の冬人参
昨年の2月の短期研修に来た時に
食べたこの人参をきっかけに、一年間ここで
勉強してみようと決めた一品です。

でもね、昨年食べた人参も小さかったんです。
今年は頑張って、少しは大きく育ったんですけど
まだまだ小さいんです。
来期の塾生の人達は、もう少しうまくつくってくれる
ことでしょう♪♪

ミニミニ人参  一袋 200円



・・・いかがですか?

1番初めのPOP。
そして、2番目、、、最後。
見比べられてみて、メッセージの違い、何か感じますか?

手書きPOPで成果を上げるポイントの1つ。

それは、、、インパクトのある言葉が書かれているか?
お客さんの目を引くキャッチコピーがあるか?
実はそういったことではない。
それよりも、もっと重要なこと。

それは、メッセージがその人にしか書けない内容になっているか?
ここが最大の肝といってもいいんです。

詳細は、またの機会にお伝えいたしますが。
商品名や店名を替えれば、他のお店(今回の場合は学校だけど)でも使えるメッセージ。
だったとしたら、それは反響を得るのは難しい。
お客さんの心を動かすのは、厳しいです。

・・・そういった視点からこの3つのPOPを見てみると。
明らかに違いを感じるでしょ。
最後に書かれたPOPなんて、他の参加者(生産者)さんには書けないメッセージ。

そう思いません?

あくまでも、上記の3つのPOPは、3時間の授業で書かれたモノ。
わずか3時間でも、これだけの変化が生まれるんです。
正しい書き方、ポイントを押さえれば3時間でもデキる。

たとえ、キャッチコピーを考えるのが苦手だったとしても、、、
お客さんに喜ばれる。
お客さんの心を動かすPOPを書くことが。