名古屋着付け教室 出張着付け 着物teffteff てふてふ はっちゃんのブログ -28ページ目
巡行。

宵山の賑わいも落ち着く頃。翌日の巡行に向けての準備が始まります。

大船鉾の御神体が鉾へと上がられる場面に遭遇しました。
布で巻かれた御神体は数人の男衆に担がれて移動。その際、ライトの強い光が当たらない様にダンボールで遮りながら、一言の言葉を発する事も無く進みます。
「御神体だから、ああやって光も遮ります」
目の前を過ぎる御神体に、頭を下げていらっしゃる姿がとても印象的でした。

大船鉾は、1864年に焼失し以後「休み鉾」となっていたそうです。町の人々の熱意もあり昨年約150年振りに巡行復活。。今年は、龍頭も完成しそのお披露目でもあります。
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夜が明ければ、いよいよ巡行当日。

薄く広がる雲の恵みで、直射日光は避ける事ができました。
沿道には、人が何層にも重なり、すでにそびえ立つ壁の様に。海外の方も多く、全く見えない。
巡行が始まると、人も一緒に動く。
鉾が止まった位置に、運良く沿道の前列に。
大船鉾に帯同していた裃姿の知人を見つけ、必死に手を振ると気付いて寄ってきてくださいました。
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後部に、御神体がいらっしゃいます



そして
再び、動き始めた鉾を見送りました。

巡行が終わると直ちに山鉾は跡形無く解体されるそうです。
元々、邪気や疫病退散の為に始まった神事。
町中の邪気を吸い寄せた山鉾は御神体や懸装品などを下ろして、その役目を終えます。1回限りのお役目。
思えば、少し切ないですね。

改めて、祇園まつりは神事。
楽しい楽しいイベントでは無く。祭り事。

「子供の頃は、純粋に楽しい楽しいで良いんです。」
楽しい。。から、しなければならないへ。
それは、お楽しみから神様への畏敬の念へ。

「神様が在っての祇園まつり だからこそ
1100年も続いてきたんだとやっと気付きました」と。
血の通った言葉に、京都という街の厚みを感じます。

どの街にも歴史が有り、哲学が有り暮らしぶりがある。
そして
街の歴史を背負い、真剣に向き合って生きている人達が居る。
過去に、大戦があり、天災があった訳ですからこの方々が存在しなければ、何もかも無くなっていたでしょう。

5月の半田亀崎に7月の祇園まつり。
法被や浴衣姿に嫉妬心さえ覚える。

あぁ、せめて。お側で風を感じたい。。
来年は7月中、京都に居たい。。できるなら❤️