前回会ってから約2週間経った頃に、

彼から今日会えない?という連絡が来た。


その日も朝から仕事があったのだが、

もうすぐ日本からいなくなってしまう彼とは

会える時に会っておきたいなと思った。


朝は色々と忙しいので、当日いきなりの誘いに対して待ち合わせ時間と場所だけ

決め、あとはずっと仕事に集中した。


なるべく仕事を早く終わらせてダッシュで職場を出た。


極力早く待ち合わせ場所に着けるように

電車に乗り込む時も、電車の乗り換えの時も

最短距離で早足で移動した。


当日朝の急な誘いだったので

会う理由とか行き先とか

何も打ち合わせていなかった。


待ち合わせ場所の駅ちかくに着いた時、

彼は駅前のガードレールに寄りかかっていた。

交差点を渡って、彼の斜め後ろから近づいた。


「こんにちは。」

tefeさん」

「はやく着いてた?」

「ううん、僕もいま来たとこ」

「なんか急だったからびっくりした。今日はどうしたの?」

「仕事帰りなのに、来てくれてありがとう。急に会いたくなっちゃってさ。突然だったから難しいかなと思ったけど、来てくれて嬉しいよ。」

「次に会えるのはもっと先だと思ってたから、びっくりしたけどすごく嬉しかったです。今日はどうするの?」

「お腹すいてない?」

「すいてます」

(今日はいきなりだし、仕事帰りのちゃんとした服だし。レストランなどにいくのかな?)


「このお店で買っていかない?」

「え?」

「ここで買って、ゆっくりできるところで2人で食べない?」

いいですね」


彼はもともとそうするつもりだったのか、

いたずらっぽく満足げな笑顔を見せた。


そして彼は、駅の中にある、

輸入食材や手の込んだお惣菜が置いてある

洒落た感じのスーパーマーケットに向かって

スタスタ歩いていった。


ーーーーー

▶︎(プロフィール画面の、フォロー中•フォロワーの数字の近く)→「すべての記事」→「テーマ別」に進むと、分類がありますトランプハートトランプクローバートランプダイヤトランプスペードトランプジョーカー虫めがね


このブログの構成についてはこちらをご覧ください。

↓↓