性癖といえば、彼は彼で、私の作業部屋という
無機的な空間で、半ば無理矢理セックスしているという状況に激しく興奮していた。
彼にSっ気があるのはいつもの事だけれど、
それに拍車がかかって、
今までに無いほど息を荒くしながら
私をいたぶった。
ベッドが無い部屋なので、床に敷いたラグの上で
そういう行為が始まった。
職場から近いところに、作業部屋として確保した場所なのに。。
職場の仲間や後輩も今後仕事関係でくる場所なのに。。
私はこんな場所でも彼に抱かれて
感じてしまって、どうようもない身体になっちゃった。。
そんな風に思いながらも快感に浸っていた。
ふいに彼は動きをやめて私から身体を離した。
「ね、ソファに手をついてみて?」
「......」
「もっと、僕に向けてお尻を突き出して?」
「こんなに明るいのに恥ずかしい。。」
「僕に突き出してくれないと入らないよ?ほら、もっとだよ!」
彼は私の腰を持ち上げて角度を調整し、後ろから乱暴にした。ソファがギシギシと音を立てる。
「ううっ。。」
パシっ!パシっ‼︎と彼は私のお尻を平手で打つ。
「いやっ...!」
「ああもう最高だよ。こんな淫乱な女だったなんて信じられない。普段あんなに真面目な顔してるのに、こんな明るい時間から僕に犯されて、腰振っちゃってるなんてさ。」
彼は嗜虐的な雰囲気で言葉責めを続け、中にいれたままでパシっ‼︎パシっ‼︎と平手打ちを続ける。
「痛い。。もうやめて。。」
「このお尻がいけないんだよ。この大きくていやらしいお尻を見てると、僕なんだかおかしくなっちゃって、止められなくなるんだ。」
実は私は、普段は極めて紳士的な彼が
セックスの時にはSっぽくなるのが嫌いではない。
むしろ好きだし、特に、彼が自分をセーブできない
ギリギリの姿を見せたり、
嗜虐的で残酷な目つきで私を見ると、
私はなんとも言えずゾクッとしてしまう。
そんな風に、彼があまり見せないであろう姿を
見せてくれるように誘導したのは
実は私なのかもしれない。
数年前までは、すごく甘くて優しいセックスで、
それも最高に良かったのだけれど、別れたいのに別れられなくて困っていた。
だから、彼の事を嫌いになれるように、
セックスしている真っ最中に、
“もう私を誘わないで?誘うなら、これ以上ハマらないように、痛くて酷いことして?”と
お願いしたのだった。
そうしたら、逆にお互い新たな境地(?)に目覚めてしまった。
そういうセックスのせいで、ただ優しく抱かれるだけだとなんだか物足りない感じがしてしまうようになり、そして彼は毎回毎回それを満たしてくれた。それだけではなくて、
少しずつ、どこかの方向に向かって
調教・開発されてきている気がする。
そんな彼が、私の事務作業用の、
ベッドもシャワーも無い作業部屋で
私をソファに膝まずかせて
後ろから激しく犯す事で異常に興奮していた。
荒い息が、まるで肉食動物のようだった。
私は、口では痛いやめてと言っていたが、
彼の雰囲気を察知してますます興奮して、
彼にめちゃくちゃにされたい。。と思ってしまった。
※ちょっと痛いのが良かったり、めちゃくちゃにされたいと思ってしまうのは、自分の性癖なのかもしれません。似たような話をこちらにもまとめました。
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