ICST 2017に行ってきたよ | TEF-DO

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TEF北海道テスト勉強会「TEF-DO」

おばんです。

中岫です。

 

ICSTに参加してきたので簡単な報告します。
※技術的なことは(きっと)他の参加者がどこかに書くと思うので、このブログでは技術的な内容には触れません。

おススメブログ:ブロッコリーのブログ ICST 2017

 

参加したのは3/14-16の本会と共催された3/17のInSTA

今回の参加経緯はこんな感じ。
中岫は2016-2017のテスト設計コンテスト(通称テスコン)に参加していたのですが、
一緒にテスコンに参加していたメンバーがそのテスコンの成果の一部をInSTAで発表する事になり、
それはチームメンバーとして見に行かねばとなりました。

せっかくなのでICSTにも参加した感じです。
(まさか発表することにもなるとは…)

 

【ICSTとは】
・ICST=International Conference on Software Testing
・IEEEが主催するソフトウェアテストに関する世界最高峰の国際カンファレンス。
・世界中から最先端のテスト技術の研究者、エンジニアやマネージャ、学生さんが集まってワイワイする。
・今まで北米と欧州で開催されていたけど、第10回目にして初のアジア開催、しかも日本。

 

これ、日本で国際カンファレンスに参加できる数少ないチャンスだったんです。
↑終わってからいうな

 

【InSTAとは】
・InSTA=International Workshop on Software Test Architecture
・テストアーキテクチャの中心的な概念を包括的に議論することを目的としたワークショップ

 

【全体日程】

ざっとこんな感じ
3/12 共催イベント
3/13 ワークショップ、共催イベント
3/14 本会、レセプション
3/15 本会、バンケット
3/16 本会
3/17 ワークショップ、共催イベント

 

国際カンファレンスということもあって、会中はすべて英語になります。
英語が苦手な自分は、参加するための準備はここを参考にしました。
ICST2016の振り返りとICST2017の狙い目

 

【参加しての感想】
・研究、アカデミックな内容が多く、技術、各分野の単位で最先端の情報が報告されてる。

 それでも思ったよりも産学が入り混じっているようにも感じた。
 パネルセッション登壇者が言っていたけど、産学が入り混じっていることは珍しいようだ。
・質疑は、国内のカンファレンス、シンポジウムと違い、かなり積極的。

 どんな些細な疑問、感想(俺はこう思った、こう思うということなども)を率先的に発言していた。
 質疑の時間がディスカッションになることもたびたび。

・(参加したセッションがモデルベース系が多かったというのもあるが)テストの自動生成、

 テストの自動化が興味の焦点になっていると感じた。

 日本と世界では興味の方向が違う??
・予習して行ったとはいえ、英語を聞くので精一杯で、全体の2~3割を理解したかどうか…、

 要復習です。あらためて英語の必要性を痛感。

 

【国際カンファレンスの常識(?)】
・朝食、昼食、おかし、晩餐会が参加費に含まれている
・休憩中はお菓子食べ放題
・食べながら参加者同士がコミュニケーションをとる
・もちろん英語オンリー
・家族連れで旅行ついでに参加する

 

【今後のICSTの開催予定】
2018年 スウェーデン
2019年 中国

 

【リンク】
ICST 2017
ICST 2017(日本語)
InSTA 2017

 

国際カンファレンスに参加するって、貴重なことなので、英語に苦戦しつつも参加できてよかったです。

今後も参加できる時には参加したいですね。

※参加費がそこそこするので、貯めるか、会社にネゴるか、計画的に