アジャイルジャパン 札幌サテライトに行ってみた | TEF-DO

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TEF北海道テスト勉強会「TEF-DO」

~午前の部~
とりあえず、気になった語録を列挙。


【“Demand Technical Excellence” アジャイルにおける技術と品質の重要性】

・焼きなまし(Hardening Sprints)
 最後の品質向上のためのスプリント→消火活動になる
 ↑このスプリント自体はなくすことが大事
・品質を高める、技術を高めることは、バグを潰す事ではなく、バグを出さないこと
・Debug Later Programing(DLP)
 1979年頃からあるプリント文の埋込みデバッグ。
 →今も昔も変わらず。
・どんな馬鹿でもコンパイラが理解できるコードは書ける
 他のプログラマが理解できるコードが大切
・ソフトウェアの価値
 変えられること
・品質を管理する
 いつの間にかバグを管理するという目的に変わっている
・テストを書く時間がない、バグを追いかける時間はある
 →「テストを書く時間がない」事はない
・ものづくりのプロ
 透明性を高めて信頼を築く
 新しい事をやる
・モチベーションを下げるものを取り除けばモチベーションは上がる
 プログラミングは楽しいもの
 プログラムをしてたらモチベーションは上がる


【柔軟心 (にゅうなんしん) と庭園デザインにおけるユーザーエクスペリエンス】

・柔軟心
・一日成さざる者食うべからず
・哲学と禅
 哲学は論理の証明
 禅は行うこと(=行)。"行"を修めるので修行という。
・枯山水
 無駄なモノを極限までそぎ落とす
・簡素の美
・完全を越えた不完全の美
・道とは生き様
・守破離


午後の部
アジャイル札幌のみなさんによるワークショップ

【「感じる × Agile」ワークショップ】

ユーザーストーリー(要求づくり)、計画づくりと見積もり、イテレーティブな開発、ふりかえりなど、体験しながら学ぶワークショップ

ワークの説明
ざっくりいうと紙粘土を使った動物園作り
~要求フェーズ~
①グループ毎に動物園のコンセプトを考える
②コンセプトに対する要求を考え、ストーリーを作る
~開発フェーズ~
③お隣のグループが動物園を開発する
④要求元と開発とのストーリーの内容を確認
⑤それぞれのストーリーをプランニング・ポーカーで見積もる
⑥計画→開発→デモ→振り返りを計3回

このワークを通じて、以下のことを体感。
・お客様との対話の必要性
・イテレーションを重ねるごとに作業がスムーズになる
・振り返りで見積りの妥当性を早めに確認できて、修正ができる
・メンバ同士で得たノウハウをすぐに共有できる

特にお客様との距離と対話ってすごい大事だなぁ。
というのが、身にしみました。

頭も使って、手を動かしたので、ヘトヘトになりました。
良い体験をさせていただいた。

アジャイル札幌の皆様、お疲れ様でした~!!

あとは、これを実践するだけ!!
とは言いつつ、いきなり全部はなかなか難しいですよね。
少しずつ実践できれば良いなぁ。