“はがねのつるぎ”症候群 | TEF-DO

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TEF北海道テスト勉強会「TEF-DO」

こんにちは FFねもとデス。

今日はちょっと思っていることを書いてみようと思います。


小さいころからドラゴンクエストなどのRPGで遊んでいる人は
主人公は新しい武器を手に入れるたびに強くなるという経験があると思います。




ただゲームでは完全に抜けているコトがあります。

それは手に入れた武器を『使いこなす』というプロセス。




よく考えてみてください。

さっきまで「ひのきのぼう」で敵を倒していた勇者が「はがねのつるぎ」を買っただけで敵を倒せますか?叩く武器でぼっこぼっこにしていたのに、斬る武器でシャキーンと切らないといけないんですよ。全然違いますよね。

本当だったら、どのように剣を使うかを考え、ひたすら修練する必要があります。

ゲームは単純化しているので仕方ないのですが、現実世界では目をそらすことはできません。

数学の公式もそう、自転車もそう。




ソフトウェア開発で使うツールやテスト技法などにも同じことがいえます。

何かツールを得ると、使いこなすプロセスを考えずに上手くいくと思う。こういう人をはがねのつるぎ症候群と呼ぶことにしました。たまに上司にもいますね。ツール買ったんだからもっと早くできるだろうという人!できないですよ(笑

たいていの場合はちょっとやってみて、うーん使えないという判断が下されるのだと思います。


ただ導入しても上手くいくことはほとんど無いですよね。

ツール、テスト技法ともに必要なのは状況、特性を考えて、現場に合わせていく力だと思います。



みなさん、修練積み重ねてますか?


TEF-DO-はがねのつるぎ