40歳男性


原色虫歯図鑑

銀歯の右側の歯ぐきが腫れている。


このように歯と歯ぐきのきわが腫れる場合、多くは歯槽膿漏の急性症状である。


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レントゲンでは根の先に膿を溜めている気配はまだないが、安心はできない。



こういったケースでは、歯槽膿漏と根の先への細菌感染が同時に起こる事がよくある。レントゲンにはまだ写っていないだけ、という可能性もある。


念のために冠を外し、ポケット内の洗浄を行い、通常第一選択となる抗生剤を投薬する。



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しかし一週間後、腫れはより増していた。噛まなければ痛みはない、とのこと。


奥の銀歯が入っている歯にも揺れが出てきたため、銀歯を外して確認したところ、まだこの歯の神経には細菌感染していない。


第一選択とした抗生剤の効きが悪かった為、歯周内科治療と呼ばれる治療法で用いる抗生剤に薬を変更する。



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一週間後腫れはひき、歯の揺れも無くなった。



70歳の女性。「白い冠をかぶせている奥歯が痛くて噛めない」
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奥の歯は親知らずで、噛み合わせは手前の白い冠まで。つまり親知らずはただあるだけの状態。


白い冠を外してみると、



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中では虫歯が広がり、歯は既に破折していた。


そこでこの歯を抜歯し、奥の親知らずを移植する。


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この後1カ月おいて神経治療し、冠をかぶせて完成である。



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初診時。

奥の歯は、中で大きく穴が開き膿んでいる為、抜く以外に手はない。



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抜去された奥歯。 根と根の間に大きく穴が開いている。

この状態では細菌の温床となり、歯を支えている周囲の歯槽骨を溶かしてしまう。

その為、なるべく早い抜歯が必要である。




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今回は上の親知らずを移植した。



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神経治療後、かぶせて完了。