二度目の朝まだ夜の空気が残る大地に、地平の彼方から、日が昇る。 その強力な輝きは、光の風となって、夜を掃う。 鉄塔やビルは小さな針に見える程、太陽は大きい。 束の間、雲が太陽を隠す。 だがそれは、間もなくやってくる二度目の日の出を意味する。 建物の影に燻る夜も、やがて去るだろう。 街はまだ目覚めていないが、一足先に朝を迎えよう。
夜咲く花の群れ8月の週末は、華火が多い。 特に、盆前の週末がピークだ。 ベランダから眺めると、6箇所くらいで打ち上げている日もある。 もちろんどれもはるか遠い。 夜の闇に咲く、小さな花の群れだ。 これは千葉みなとの華火らしい。 距離の割には大きく見える。 もっとも近いのは、江戸川か。 一瞬で消える沢山の花たちを、瞳に焼き付けよう。