Una -4ページ目
運河にきらきらと姿を映しながら、電車が走る。
光のラインは輝いて、すぐに走り去る。
南に目をやると、空の彼方に何筋もの光のライン。
ゆっくり、ゆっくり。
次々と降りてくる。
目を凝らせばわかる、光の筋。
アクアラインの青い線を越えて、こちらへ。
光のラインは、まるで銀河鉄道の夜。
しかし、天の川は見えない。
秋の暁闇が、昇ってきた朝日に払われてゆく。
地平の彼方に輝く太陽は、何度見ても、美しい。
雲は多いが、秋の空。
一日は始まったばかりだ。
雨と風で外出がおっくうな日は
以前撮った写真を整理してみる。
建築途中の橋から、運河沿いを撮影したもの。
休日の夕闇が迫る頃には
たくさんの人が昼の名残を惜しむように歩く。
今日のような日には、彼らが羨ましく思う。
次の休みには、晴れてくれるだろうか。

