アーティストは、演じる。
バカやってるが、計算されている。
お笑い芸人の方々など、長く売れている人等は、相当に賢い人なんだなあ、と思うわけで。


ご存知、かどうかわからないが、80年代メタルでは衝撃的だったWASP。

歌詞が過激過ぎでメジャーレーベルが出せなかったデビューシングル。

何度もコピーしたが、歌詞云々を除いて、まあ、迫力ある曲。

デビュー時。
ドラム交代のゴタゴタがあったが。
当初のメンバー。

●クリス・ホルムズ
ギター  ともかくデカイ男だ。

●ランディ・パイパー
ギター 背中にスモークマシンを担いで煙を吐きながらプレイ。

●トニー・リチャーズ
ドラム メジャーデビューと同時に脱退。プレーの安定性を欠いていて代えられれた、と記憶している。

そして、

●ブラッキー・ローレス
ベース/ギター/ボーカル WASPのリーダー。
まあ、WASPイコール、ブラッキー。
股間と腕に電動ノコギリの刃をつけ、血糊を吐き、ベースを弾く。

当時、それは衝撃的だった。
やれ、ザバス、オジーが悪魔的だ、云々の中。
劇的に悪趣味。
B級ホラーみたいなWASPのスタイルは、まあ商業的なものだったのだろう。上質とは言えないが、エンタメとしては成立していた。

初期のWASPはライブを観に行ったが、ライブ用に凝った演出を、ステージ、ではなく、楽曲に手を入れていて、個人的には冗長な感じがして、ノリの良いものではない、のと同時に、もしかしてブラッキーのやりたい音は違うモノなのでは?と思ったことを覚えている。

WASPは、デビューEP、デビュー作、2作目、までが初期WASP。

その後、ぶっ飛んだメンバー達も交代。
初期のWASPだが、音、的には好み。

WASPの本質であるブラッキーのバンド化していく。

当初の悪趣味な打ち出しは身を潜める。
ブラッキーのグロいキャラも身を潜め、ベースをギターに持ち替える。

1992年に、分岐点とも言える「The Crimson Idol」がリリースされる。
ブラッキーのソロアルバムの予定だったが、WASP名義でリリース。

この後、さらに硬派でプログレな雰囲気に180度転換していく。

この頃のWASPは、個人的には好みの音ではないが、評論家の評価は高い。コンセプトアルバム。

たしかに、評論家受けが良さそうな仕上がり。
映画化も企画された。

度々、このアルバムはブラッキー自身も取り上げている。アルバムリリース15週年記念ツアーを行う程の気の入り様。

おそらく、ブラッキー自身がやりたい音はここに集約されているのだろう。

以降も、今も活動を続けているが、今やブラッキーのソロプロジェクト的な意味合いが強い。
最近では、セカンドアルバムの「The last command」に近い音に戻ってきている。

デビューEP、ファーストあたりの過激な楽曲は、いまのスタイルには合わないのだが、セカンドはその中間な雰囲気。

実は、当方は、初期のWASPと今のWASPが好み。 
そして、ブラッキーがやりたい音は、その中間期なのではないか、と。

ただ、ブラッキーは市場の求める音をよく理解している。非常に賢い人だと思う。
高い知性を感じるのだ。

これは、ある意味褒め言葉ではない。
ANVILみたく、どうしようもないアホでまっすぐな愛すべきミュージシャンとは対極にある。
初期WASPを今もそのまま続けていれば、どうなったか分からんが、、。

ともかく、ブラッキーはやりたい音、と、売れる音、の絶妙なバランスを取っている。

ブラッキーがこういう音を創るもう一つの理由。

是非についてとやかく言うつもりないが、湾岸戦争時に戦地で戦う米軍戦車部隊の兵士から、「ANIMALやThe last commandを戦車のスピーカーから大音量で流しながら戦っている」とのファンレターをもらい、非常に感動して、こういう音を作らなくてはならない、とブラッキーが語っている。

WASPの曲ではないが、ヘビメタを大音量で流しながら市街地だっただろう中東の街を爆速する映像は観た記憶がある。
そんな使われ方をしていたWASPの曲。

唯一無二な迫力のANIMALは、なかなか「のような曲」を作るのは難しいが、The last commandみたいな曲、はテーマとして続いていく。

当方の嗜好として、The last command的な曲は好み。

単音でアルペジオ的なギターに、パワーコードが被さり、スピード感を高めるスタイル。
かつ、綺麗なメロディライン。
ダミボイスのブラッキーの声をクリアな声に置き換えても成立する。
もちろん、ブラッキーの声で正しい。合っている。

The last commandでは、Wild child。

と、タイトルチューンの、The last command。

ビジュアルは、デビュー当時のママ。
ただ、激しい、だけではない。

この、聴けばわかる、ブラッキーのアイコン的楽曲。
●アルペジオ的ルートギター
●パワーコードのサイドギター
●ミディアムからアップのリズム
●綺麗なメロディ

2001年のアンホーリーテラーでは、ロコモーティブマン。


2009年のバビロンでは、クレージー。


2015年のゴルゴダでは、スクリーム。

これが、ブラッキー節。
ブラッキーならではの音。

カッコイイ。












ついでに、他のクルーズさんたち。

音比較ということで。

随分前にも紹介したが再録。

 

CREWS OSL-L FM

マホのボディにメイプルトップ。

ネック、マホにローズの指板。

ピックアップは、サイトーンスレッジ。

SAYTONEだが、「サイ」トーンと呼ぶらしい。

フロントカバード、リアオープンは、デフォルト仕様。

改めて、並べてみるとイイ音だなあ。

しばらく使っていたが、ネックの太さが、若干気になって使用頻度が、低くなっていたもの。

横山剣ばりに、リアしか使わないのでトグルがフロントで出だしチョイしぶった。

切り替え繰り返して馴染ませた。

 

CREWS OSL LITE

基本、上のOSLと仕様は同じ。
ボディトップがフレイムではなく、ブレーン。
って、ゴールドトップなんでブレーンでもフレイムでも構わんが、バーストのタイプもあるので。
ピックアップも同じ。
ただ、LITEだけに、ボディがウェイトリリーフされている。

ピックアップが同じなのに、思いのほか、OSLと違った。

アタック感が強く、塊気味。

ウェイトリリーフの影響か、若干フカフカコモリン。

いずにせよ、OSLも含めてサイトーンは非常にバランスが良いと思う。ビンテージ寄りながらも、今の音のエッセンスがしっかり入っている。

使いやすい、と。

もち、ライトと言うことで、軽さに期待したが、、、。

ビンテージグレコに比較するとなんでも軽く感じるのだが、上のOSL L FMもそれほど重くないので、なんともかんとも。

 

好み、だろうが、当方の場合はKEYのオリジナルピックアップより、サイトーンに魅力を感じる。

ただし、先にUPのKEYの音は、ノイズ対策の影響があるもの、だと。

 

CREWS OSL-L FM ベアナックル

OSL L FMのピックアップを、ベアナックルに換装したもの。ショップで作業してもらった。KTRと同じくファーストバースト。

ピックアップ以外は、オリジナルだと思うが、新品入手ではないので、ようワカラン。

並べると、機体は似てる。まあ、クルーズKTRとクルーズ・・・・・同じメーカーだし。

ベアナックル、、、高かった。

にしても、セットで3万円オーバー。

ギター買えるし。

いやはや、イイ音、、、なんだろうなあ。

ようワカランが。

キャラキャラな音。

多分、ミンコレ期の重いグレコに乗せたらよさそうかなあとか。

ともかく、分離よくバランスが良いのは確か。 

キッチリ歪むし、クリアトーンでのバラツキも少ない。

特に、キッチリ歪む、綺麗に歪むのはお値段ならでは。

まあ、それくらいは価値ないと困るんだが。

BEAST IN BLACK

若干はまり気味。
実は、少し前に、ニューアルバムが出て、ダウンロードしてそれっきりにしていたが、ふとBGMに流してみて嵌った。
先入観なしで、シンプルに言えば、北欧メタル。
ナイトウィッシュのツアーに同行。
元バトルビーストのギタリストが立ち上げたバンド。
まあ、こんなアウトライン。
ナイトウィッシュは好みだったが、その他の情報は曖昧な知識だったのだが・・・
ともあれ、聴いてみたわけ。
 
なんじゃ?こりゃ??
なんか違う。
 
ヴィジュアルも、パワー系。
もちろん、バンド名もそれっぽい。
して、北欧と言うことで旋律優先かい?なんだが・・・
確かに、旋律優先ではある。
 
アルバムを聴いて引き込まれた。
まったく想像と違った。
端的に言えば、古臭くて、新しい、のだ。
しかも、想定しやすい古臭くて新しい雰囲気ではない。
 
基本、パワー系だが、エッセンスが古くて新しい・・・はまあ良くあるが・・・
そのエッセンスが問題。しかも、そのエッセンスが結構前に出ているから新しい感じがする。
この曲なんかもそうだが、ユーロビートのエッセンスが見え隠れ・・・・・・・と言うか、隠れていない。
 

全体的に、1980年代のボンジョビやヨーロッパの香りがする・・・までは、まあ許容範囲だが、あきらか当時のポップスの香りが激しい。

 
何よりキーボードだ。
キーボードの音が、古いのだ。楽曲内のキーボードのレイアウトもいかにも80年から90年代。
そこに思いっきり、メタル、パワーが乗るので、新鮮だ。
クスリと笑えるのだわ。
エレドラの使いかたも上手い。こりゃアイリーンキャラか??みたいな。
 
一方、モーターヘッドのキル・バイ・デスをカバーしてたり、
ロバート・タッパーの、ノー・イージーウェイ・アウト(ロッキー4のサントラ)をカバーしたり。
 
方向性がワカラン、が、音の方向性ははっきりしている。
なんか、1980年代の明るいポップス全盛期にいたヘアーメタル、LAメタルの再来、ではなく、明るいポップスの方の再来的な。
仕上がりは、思いっきりメタルですが。

 

うーん。

誰にお勧めするか、ようワカランが、当方は嵌ったわけで。

 
 
で、音は・・・・
毎度毎度で腕はご容赦。^_^
換装前、後比較。
 
CREWS Key to Rock LS01FM
image
キー楽器のKTRブランドのクルーズさん。
ファーストバーストで、トラ目がイイ。
現物より写真の方がキレイにフレームが浮いて見える。
中古購入にて不確かだが。
購入時オリジナル状態だが、バラシてみて判明したのは、もしかしたら、導電塗料が後付けされているかも、みたいな。

ピックアップは、KTRオリジナル。

なかなかイイ音。

立ち上がり良い。

ノイズ対策の影響もあり、少しこもり気味だが像がボヤけることもなし。

このPUはノイズ対策していない状態で聴いてみたい。

出力は弱目、PAFを狙った典型みたいな感じ。

 

CREWS Key to Rock LS01FM 57+バンブルビー
image
で、57に換装、コンデンサはバンブルビー。
57も出力は高い方ではないが、オリジナルのKEYピックアップよりは今風。
ノイズ対策の影響?あまり感じないが、流石に若干音が丸まっている感。
狙う音にもよるのだろうが、個人的には導電塗料でピックアップキャビティーまで対策すると、丸い感が出すぎで気にはなる。
で、コモリンが気になりイコライザーでハイを上げると、ノイズが戻り、なんのこっちゃ、と。
ってか、やはり、KTRのオリジナルピックアップ、良く出来だわ。
とまれ、上のオリジナル状態からは、ピックアップとコンデンサの、交換のみ。
 
Greco ブラックビューティさん
比較として、先に紹介した57に交換のグレコさん。
当方のモノではなくなってしまったが・・・まだ、旅立っていない。
比較として。
同じく57で、ブラックビューティコンデンサ。フルテンなんで、ワイヤリング違い、コンデンサの影響はあまり感じない。

じきに当方手元を旅立ち、いなくなるからか、、、、。

一番良い音に思えてきた。

クランチで、ハイがちゃんと立つ。

ノイズ対策したクルーズさんよりもエフェクトの内容次第ではキラキラ感が出やすいような。

続けて触って感じる。

やはり、グレコで育った当方はグレコが一番手にしっくりくる。

音に関しては、電装関係総リプレイスなんで、当時のグレコの音は微塵も残っていないと思うが、微妙なタッチと言うか、フィーリングと言うか、単なるプラシーボか、やはり当方にはグレコが合うなぁ、と。

 

エスカッション。

弦を張ってからやり直しは面倒なので、ヒストリックスペックは避けて、015+025に方針変更。在庫の015、025を使う。

ともかく、たかだか樹脂の四角いワッカだが、舐めて掛かるとエライ目にあう。

リプしたエスカッションが高すぎで弦に当たる、は何度かやらかした。

ギブソンのエスカッションに付属のネジだが、フロント(015)は、ネック側用の付属ネジが短い。

まあ、なんとかなりそうなので、とりあえず付けてみる。

元々あいていたネジ穴との関係で、ゆるゆるになる可能性はあるので注意。

エスカッションのネジ穴も、メーカーによりサイズが異なるので、注意が必要。

場合によってはネジ穴を広げる加工が必要になる。

手に入りやすい、を前提にすれば、国産メーカーのエスカッションにしておいた方が無難ではあるが・・・・・。

 

ともあれ、取り付け。

image

エスカッションは、ネジ留めで、ボディのアールにあわせて曲げることになる。

組立家具などと一緒で、ネジは対角線でゆっくり交互に留めていく。

1か所だけ先にキツク留めると、ゆがむ事があるので注意。

対角線の2本セットを交互に、ゆっくりと絞める。

image

毎度思うのだが、ギブソンのピックアップマウントビスは、なぜかマイナスだ。

「お、カッコいい」と思う部分も正直あるが、マイナスネジは面倒。

製造の現場でクレームないのかなあ・・・・。

工場でも効率悪いと思う。

留めにくい。

 

ピックガードを取り付け。

これも、ガードとマウントをギブソンにした。

image

マウントのボディへの取り付けは、オリジナルのネジを使った。

ギブソンのマウントに付属するネジではつかなかった(ゆるゆる)。

image

ピックガードのビスは、ガードに付属のビスでは若干緩い感があるが、取り付けできた。

ピックガードが、合う、のは嬉しい。

ピックガード交換は、結構ハードル高いのだ。

まず、本体取り付けのビス穴が合わないパターンがよくある。そもそもでビス穴の位置が合わない。

エスカッションとの嵌合サイズは、どちらもギブソンなので凹みとエスカッションは当然に合うが、エスカッションの間隔、距離が、ピックアップキャビティーの間隔、距離が違ったりする事はままある。

 

業者統一基準が、あるわけではないが、まあ、コレの場合は、オリジナルであるギブソンに合っている。

 

ブリッジとテールピースを取り付けて、弦を張る。

いつものアーニーボール、0.9-42。

image

いつも思うのだが、弦をどの長さでペグに巻くのか・・・・

一般的には、2~3巻き程度、となっている。

巻きが多すぎるとチューニングが狂いやすく、少なすぎると弦が切れやすくなる。

極端に短いとプレー中に外れる事もある。

 

ギターの種類によって異なるが、当方は、レスポール、ストラトに関しては、弦をペグに通して軽く引っ張り、上のペグ+20%くらいの位置でカットしている。

image

この状態であれば、もう少し弦を引っ張って、Key to the Rock の、ck、あたりでカットするようにしているが、実際にこの時点でカットしてから弦を巻くのではなく、ckあたりから巻き始める、の意味。

巻いてから余った分をカットしている。カットしてから巻く事も、可能だが、ペグの種類によっては先にカットすると巻きにくくなる場合もある。逆にストラトなんかでは先にカットしないと巻けないものもある。

ともあれ6弦のペグであれば、5弦のペグよりちょっと先、くらいの位置から巻く。

これで、だいたい3巻き程度になるようだ。

image

できた。

こんな感じ。

 

結論として、リプパーツとして、ギブソンのエスカッション、ピックガードは、使えるが、付属のビスはフロントエスカッションは長さが若干怪しい(長さ短め)。ピックガードのボディ取り付けビスも僅かに緩い感じ。

 

ピックガードマウントは、ボディ取り付けネジが緩い。

 

ただし、この機体は入手時点でエスカッションは交換されていたので、ビスの緩さは実際のところはわからない。

が、ビス穴は増えていないので、各位置はパーフェクト。

 

まあ、後は音が問題だ(いや、腕の方が問題だが)。

Music From "The Elder"。

KISS史上最大の失敗作だと。
 
内容はともかく、確実に言えるのは、商業上は間違いなくKISS史上では失敗作。
1981年リリースのこのアルバムは、KISS唯一のコンセプトアルバム。
というか、もともとジーン・シモンズが企画していたTHE ELDERなる映画の為の楽曲を集めたもの。
肝心の映画はお流れになり、もったいない、とジーン・シモンズが他のメンバーの反対を押し切り、リリースした。
まあ、映画のない映画のサントラ、みたいな。
 
アメコミまんまのストーリーだったようで。
悪に支配された世界。自らのフォースに目覚めた少年がエルダー戦士となって敵と戦う、勧善懲悪物語。
 
そういえば、1989年の来日時だったか、このエルダーとは別に1978年制作の「KISS MEETS THE PHANTOM OF THE PARK(地獄の復活)」なる、KISSメンバー主演の映画のビデオが再販?もしかして、日本では初だったかも?されて、購入。
まあ、KISSメンバー自らの主演で、まあ、なんと言うか、かんと言うか。
あのトムとジェリーのハンナ・バーベラが制作。
なんせ、当のメンバーが、この話題に触れると機嫌が悪くなるため、NGワードとなっていたこの映画・・・・
その後、ジーン・シモンズは映画俳優としても活動していたが、KISSのジーンのデーモンキャラで、そのイメージで演技。
他のメンバーも含め、なんともかんともな内容、演技であったが・・・・殆ど覚えていない。
また観たいなあ、と思うが、当時付き合っていた彼女の家におきっぱで回収できずじまいでして・・・・

皆さまは、ご経験ありだろうか?こんな感じ。

当方、大昔に横浜は菊名に住んでいた。
その際、駅からアパートに向かう途上に、蕎麦屋さんがあった。
そこの蕎麦屋さんのカツカレーがなんとも言えず、「美味しくはない」のだ。
なのだが、なぜか1年に1回くらい、「美味しくない」のを分かったうえで、味を確認したくなる。
久々に食して「ああ、やっぱり美味しくないなあ」を確認して安心する、と。
 
まあ、この映画もそんな感じ。
 
もとい、ともかく、エルダーの映画は実現せずじまい。
 
売れなかったアルバムのあるある、で、バージョンによって曲順が異なる。
 
発売当時、レコードを購入したが、日本版だった。
米国版は曲順が違うと聞いて梅田は東通り商店街にあった輸入レコード専門店LPコーナーで米国版も入手。
後から知ったが、米国版以外は、日本版と同じだった様子。
個人的には、日本版の曲順のほうがしっくりくるような。
 
米国版が、基本オリジナルなんだろうが、ファンファーレ、が1曲目になっているほうが、それこそ映画っぽいような感じがする。
 
各曲は、それまでのKISSのイメージとはかけ離れたもの。
アルバム、デストロイヤーのボブ・エズリンを再招聘して、ボブらしさ、はよく出たトリッキーでゴージャスな構成ではある。
 
ともかく、賛否両論で、否に相当偏った評価のアルバム。
で、否定的見解については、物凄くよくわかる。
 
一方で、実は当方はそれなりに好きなアルバムではある。
ドラマチックな感じがする。
おそらく、これは映画想定の楽曲だから、ではなく、ボブ・エズリンの技だと思う。
 
当方がこのアルバムを評価する最大の理由は楽曲だ。
次に出るCreature of the NightでKISSは、重々しいサウンドに転じる。
そして、そのサウンドが当方は好みなのだ。
で、エルダーにおいて、その片鱗が出てきている。
米国版の曲順で言えば、1曲目のThe Oath。

 

比較的最近も自虐ネタ的に演奏している。

 

エリック・カーがライティングに参加しているUnder the Rose。

そして、アルバムのテーマを為す、I。

 
これらの楽曲が、次のアルバムに繋がるヘビネスを感じさせる。
楽曲そのものも、ポールの曲にはポールらしさ、ジーンの曲にはジーンらしさがにじみ出ている。
アルバムとしては当方はそれなりに評価している。
 
が、
 
KISSの膨大な数のオリジナルアルバムの評価云々とは全く異次元にいる曲。
唯一無二。
 
われらが、エース・フレイリーの、このアルバムでの曲。
Dark Light。
いつの時代、どのアルバムでも、エースは、エース以外の何物でもない。
ポールやジーンの、アルバム、時代に合わせた適応とは全く次元が異なる。
エースの曲は、ともかく、エース・フレイリーそのもの。
このDark Lightも、KISSのどの時代のどのアルバムに入っていたとしても不思議ではないもの。

ちなみに、この曲、あの大御所のルー・リードがライティングに参加している。

ビートルズはゴミで、ドアーズはアホと言い切る、大物。

 

この超大御所と共作したというDark Light。

なんだが、聴いたらやっぱ、この曲は、エース以外のナニモンでもないわ。

 

やっぱ侮れません。エース。

そもそも共作する意味あんのかしら?

ポッドにピックアップをハンダ。

宙に浮かせてマスキングテープで仮押さえする。
この状態でハンダすると綺麗に付く、、、。
 
が、お勧め方法でもない。
450度のハンダコテで一瞬でつけたので問題はないが
ワイヤーが熱を持つとテープの糊が溶けてベタベタに。これ、やっちまうと、後が、大変。
特に、メッシュワイヤの場合は、メッシュの中に糊が入り込んで始末が大変になる。
 
で、コンデンサ。
今回は、ビンテージクローン。
バンブルビーコピー。
ギブソンのバンブルビークローン。なんと本家のバンブルビークローンにパチモン疑惑あるらしく。なのでこれに。
ちなみに、コイツも、それこそ文字通り一皮むけばどうなんだか?なんだが、まあ気持ちの問題。
定価は高いみたいだが、先紹介の57換装のグレコを譲った際に代金に上乗せして貰った。
およそ、こんな感じ。
まいどの事で想定外事態が。
そんなに大げさなな話ではないのだが、パーツの着脱は面倒なんで、今回はジャックはそのままの予定。
だったが、リアのトーンにハンダする際にどうしてもジャックのケーブルが邪魔になり、いったん外す羽目に。
 
こう言うこと、ままある。
見た感じ問題ないが、イザ作業すると、ゲっ!に陥る。
余談だが、車でもこう言う事はあるらしく、とある車で、ウォーターポンプにつながる5cm程度のたった1本のパイプなんだが、これが切れやすく、交換頻度が高いが、場所が悪く、これを外すためには、エンジンを外さないと作業できない、なんてことがあるらしい。
とてつもなく作業時間がかかる。
 
ともあれ、配線完了したので、蓋をしてエスカッションを留める。
とりあえずは、ヒストリックスペックで試してみる。
35だ。
取り付けてみるが、どうも、ギブソンのピックアップに付属しているエスカッションバネ、やたら固い。
難儀する・・・
で、案の定、1本、びよーんと、飛ばしてしまった。
出てこない・・・・どこ行ったバネ。
image
1時間くらい捜索。
すき間やら、キャビネの下側やら・・・
いつの間にか、バネの捜索ではなく、部屋掃除に作業内容が変わってしまったが・・・・
こういう場合の、あるある、で。
捜索中に、「他の」エスカッションバネを2本発見。
いくら探しても出てこなかったのに・・・。
 また、これも、あるある、で、他のバネに交換して、弦を張ったら、多分、紛失したバネが出てくる。
これ、無性に腹立つ。
 
なんにせよ、結局、他のバネに交換することにした。
ギブソンの付属のバネが取り立て良い訳でもなく。
 
ピックアップキャビティだが、芸が細かい・・・
キャビティ内に、ピックアップを固定する緩衝材が貼ってある。
んが、
これ、クルーズさんのお仕事かどうか?は不明。だが、他の機体でもピックアップはぐらつかないので、デフォルトかも。
パーツ交換されている中古なんで・・・確かなところは不明。
これもこのまま残しておく。
 
で・・・・
うーん・・・・アヤシイ(以下)。
 
以前に書いた通り、インチのネジでピックアップをぶら下げているので、エスカッションもギブソンのモノに交換しようかな、と。
ピックガードも、同時にギブソンに換装。
「ギブソン」と聞くと、お高いイメージもあるが、エスカッションやピックガードは、サードパーティ品、アフターマーケット品に比べて多少は高いが、極端に値段が異なるものでもなく。
むしろ、ネジ穴の位置やサイズで選ぶものであり、以前の記憶からクルーズさんの場合ギブソンで良かったような、と。
 
アヤシイのは、エスカッションの高さ。
 
再掲だが、ギブソンのレスポール用エスカッションは、基本的に2種類ある、と。
035と、015+025、だ。
 
035は、ヒストリックスペックなるもの。要は、古いギブソン用&ヒストリックコレクション用(035はフロント、リアのセット)
015と025は、現行。
 
で、なんとなく(事前に高さを測れば全く問題ないハズだが)、クルーズさんにはヒストリックスペックの035かなあ、と思い付けてみた(ここでも事前に測っていない、適当・・・)が、どうもアヤシイ。
高い、のだ。
ここで初めて計測。
元々ついていたエスカッションはブリッジ側(高い方)で5mm。
これに対して、035は6mm。
弦が当たる可能性がある。
 
再交換、だけは避けたい。
 
ノブ外し。

テキトーにマスキングテープを貼っているようだが。

これは、ポインターの位置を示している。
後でポッドは抜くので、この位置にポインターを戻す、と。
ピックガードを外して、エスカッション、ピックアップを外す。
通常はピックアップのネジ類は後から外すのだが、今回は、配線がようわからんので、先に外す。
単純にピックアップに使われているケーブルを見たい+念のため、引っ張ってみてポッドにハンダされているケーブルを特定するため。
なんとなく思い当たる節があるが、確実ではないので、先にピックアップのネジ類を外して、どのワイヤーがピックアップのワイヤーかを確認する。
基本的には普通のワイヤリングだが、もしやもしや、と。
 
ピックアップキャビティーを見て、やはり、と。
リア
 
フロント。
 
アースだ。
ご丁寧なノイズ対策だ。
 
ここまで芸が細かいとは、、、、、。
もしかして、これはクルーズオリジナルではないのかも。
この機体、エスカッション交換に加え、リフレットもされている。
年式や機体の傷状況から考えて、使用による損耗とか、弦押し凹みとかではなく、プレイヤビリティ向上を狙ってリフレットされていたものの様子。
ミディアムジャンボに交換されている。
当方的にも、ミディアムジャンボは好みなんで、有難いのだが。
他のクルーズを見れば良いが、面倒なんで。
まあ、ここまで処理されているのであれば、オリジナル(入手時点の)を重視する。
 
キャビティー内もしっかり導電塗料が塗られている。
銀色の小さなワッカがネジ留めされている。
リア、フロントとも。
 
ココからワイヤーが2本落ちてきているので、バックパネル内の配線が良く分からんかった訳で。
また、ポッドのアースの配線が当方の普通モードと違うので、一応、ピックアップのワイヤーを確認したかったわけで。
パッと見、メッシュワイヤーがピックアップか、と思っていたが、黒い皮膜ワイヤーがピックアップでした。
 
ここでポッドを外して、少し持ち上げる。
ポッドを浮かさないとハンダが難しい。
とりあえず、外した。
 
今回は、ピックアップの交換と、コンデンサの交換。
先にピックアップを外し、新しいピックアップをハンダしてから、コンデンサを交換。
 
この順番は、当方の場合はワイヤリング次第で決めている。
今回は、ピックアップのホットとコンデンサの足は違う場所にハンダされているため、ピックアップ交換後に、コンデンサを交換。
 
もし、ピックアップのホットとコンデンサの足が同じ場所にハンダされていた場合は、ピックアップとコンデンサを先に外して、交換するピックアップとコンデンサを同時にハンダする。
 
ちなみに、、、、。
 
ノイズ対策をしてくれているのだが、これ、音がこもる。
結構しっかりとハイがカットされるのだ。明らかな傾向が出る。
 
元々、グレコに57を乗せた音が気に入って、のクルーズさんへの移植なんだが、おそらく、音は変わってくるような。
元からキャラキャラ系の57だけにハイカットでどんな影響が出るのやら・・・・。
 
ピックアップキャビティー内のアースワイヤーを外す手もあるが、導電塗料だけでも効果ある。
トグルから落ちてきているのがメッシュワイヤ―なんで、コールドラインは、キャビティ内の導電塗料と接するため、いずれにせよ音への影響はある。
塗料を落として、ワイヤを外せばそれまでなんだが、「対策」をありがたく受けて、アースも継承することにした。
 
 
 
ギターに関する。
あっ、と。
相当くだらん話なんで。あらかじめ。

当方が、かねてより思案してきたテーマにつき、討論すべく各方面のエキスパートに急遽集まっていただいた。
定例の飲み会と日時が重なり、討論会場はたまたま居酒屋ではあったが、あくまでも討論会である。

参集いただいたエキスパートは、
●マスコミ から、大手プロダクションから独立してすぐに後悔しているカメラマンのKI君。
●音楽業界から、京橋でカラオケスナックを経営するK姉。
●楽器業界から、苗字がイシ◯シなんだが、イシバ◯楽器店の競合で働くI君。
●不動産業者から、マンション経営で稼いだ金で高額ギターを何本か買っていたことが奥さまにバレ、ゼマイティスを泣く泣く手放したSさん。

さて、緊急討論会のテーマ。

「近代のエレキギターの進歩おける最も偉大な功績」だ。

当然、エレキギターそのものの発明が挙げられる。
1931年に、ジョージ・ビーチャムが発明したギターが原型なのだそうで。原型の更に原型のようなギターが他にもあるが、諸説あるらしい。
レオ・フェンダーやレス・ポールも重要だ。

だが、当方は自論を声高に主張した。

最も偉大な発明をしたのは2人。

一人は、フロイト・ローズ、だ。
これまでの、ギターの概念を覆した。
激しいアームプレイを可能にしたフロイドローズはギターの可能性を大きく広げたのだ!

余談だが、フロイドローズのあるある。

購入したギターがフロイドローズ搭載。
購入後に弦高を調整。

弦を張り替える。
ガーン。
メーカーデフォルトが10-46。
当方が普段使うのは09-42。

弦を張り替えると、アームユニットが後方に沈んでしまう。
弦が、細くなると張力が弱くなる。
こうなると弦の高さが変わる。

まず、アームのテンションバネを調整して、弦を張った状態でチューニングを合わせた上でアームユニットが水平になるようにしなければならない。

なので、フロイドローズ搭載のギターを手にした場合は、まず最初にいつも使っている弦に張り替えてから調整すべし、と。

そして、もう一人。
ペグワインダーを発明した人だ。
これはスゲー革命だった。
最初に使った時、感動した。

と、当方は主張した。

が、驚きの反応がエキスパート諸氏から帰ってきたのだ。

なんと、

そんなこと、全く興味がない、と言う。

当方の主張をよそに、いつのまにか、藤浪をトレードに出すべきか否か、で討論会は大いに盛り上がっていたのだ。
先日の対戦でも、ハムに続き、中日まで左バッターばかり揃えて、挙句、それでもデッドボール。
二軍に出戻り。やれ、環境を変えてやるべき、だ、とか、当ててこい、の姿勢で接近的に実戦投入すべき、とか。
桐蔭から選手をとれなくなる、とか。

当方とエレキギターをおいてけぼりにして、京橋の夜は大いに盛り上がり、更けて行ったのだ。




てなわけで。

結局、交換。
中古なんだが、状態よく軽くメンテ。
弦を外して、ブリッジとテールピースを外す。
ブリッジの、高さバランス良かったのでマスキングテープでエレベーター(円盤みたいなやつ)を固定。
まあ、気は心レベルだが。
外したテールピースとブリッジをクリーニング。
泡セスキを掛けて柔らかい歯ブラシでゴシゴシ。
ABR1タイプのブリッジ、ワイヤーで駒が留められているので、優しく優しく。
もちろん、外れても取付け直せるが、面倒。
洗剤を水で洗い流して乾かす。
ココも慎重に。洗い流している際に駒が外れたら目もあてられん。
 
さて、今回は比較的綺麗な状態なんでセスキを使ったが、汚れが酷い場合はマジックリンを使う。
が、メッキが薄くなっている場合は表面に影響を与える可能性があるので注意。
ただ、汚れは落ちる。
ガンコな汚れには、ブレーキクリーナー。
ホームセンターの自動車用品売場に置いてある。
ザルにブリッジ、テールピースを入れて、ブシャー。
ただし、以下注意。
①金属以外NG。プラやゴムは確実にイカレる。
②劣化、ヒビの入ったパーツもNG。急速に冷却されるのでパーツが割れる。これ、やらかした事あり。剤は液体なんでエアダスターなどの冷却よりエゲツなく冷える。
 
まあ、今回はセスキのみ。
 
洗剤洗い流したら、エアダスターで水気を飛ばして乾燥。